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マウスピース矯正のデメリットとは
結論から申し上げますと、自己管理の比重が大きいことです。
具体的にはマウスピース矯正は強制力が弱く、患者自身の自覚が必要ということです。
当たり前ですが、マウスピース矯正は文字通り、マウスピースを着用します。
そして、マウスピースの着用時間、歯列への負荷、自分の身体の変化を知ること、すべて自己管理して歯医者さんと共有しないと話になりません。
必須ではなく、話になりません。
デメリットはほぼこの一点だけだと思います。
しかしこの一点が厄介です。
では、何に気を付けるべきなのでしょうか。
3点あげてみようと思います。
マウスピース矯正のデメリットを受けないために:①自分が何をしたかを歯医者さんに報告
マウスピース矯正も、通常の歯列矯正と同様に定期的に歯医者さんに通うことになります。
その期間、自分が何に重点を置き、どんな風に生活してきたかを歯医者さんに報告しないといけませんし、その通りに行動し続けないといけません。
色々きっちりとこなす必要があります。
これをデメリットと呼んでいいものなのでしょうか?( ´∀` )
自分自身のモチベーションに影響されないように、やることをしっかり決めることが必要です。
そのうえで、自分のアプローチが正しいかを歯医者さんに判断してもらって治療を進めないと、マウスピース矯正のメリット(費用など)を生かせないと思います。
マウスピース矯正のデメリットを受けないために:②身体の変化を把握する
患者のモチベーションが治療に影響するのがこの部分だと思います。
患者がモチベーションの波を治療に持ち込んでしまった場合、デメリットに飲み込まれることでしょう。
歯医者さんは患者さんと会話をしない限り、生活状況を把握することはできません。
もちろん、患者さんが上手に端的に、自分の身体に起こった変化を伝えることはもちろんですが変化を把握できなければ話にならないです。
変化を把握するための具体的な方法として
・写真を定点観測すること
があげられます。
恐らく、マウスピース矯正をしている人ならわかると思いますが、歯医者さんでは通院のたびに患者の変化を把握するために写真を撮って定点観測するところがほとんどだと思います。
それをより細かい頻度で、自分自身で行なうのです。
これにより、マウスピース矯正を自分事と捉えることができ、モチベーションだって上がります。
☝こんな感じで変化を実感できればモチベーションは上がります。
高いお金を支払って矯正治療するんですから、モチベーションが低いままだともったいないですよ( ´∀` )。
マウスピース矯正のデメリットを受けないために:③自ら学ぶこと
歯医者じゃないし別に学ぶ必要なくない?って思う方は多いですが、マウスピース矯正を選び、自分の自覚で何とかすると決めたのは患者自身です。
自分事である以上、自分のしていることくらいはネットや本で学習するくらいで丁度いいと思います。
通院のたびに歯医者さんに質問してもいいでしょう。
マウスピース矯正を自分事として捉え、知識が増えれば治療を頑張る意義もわかりモチベーションだって上がります。
上記3点に気を付ければ、マウスピース矯正のデメリットを回避できるかと思います。
マウスピース矯正をこれから始める人、すでに始めている人は、デメリットを理解し治療を進めていきましょう。
今日はこの辺で。