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似たような境遇の人の役に立てたら嬉しいです。
鼻呼吸をしよう!と思ってもいざやってみると、苦しくて長続きできなかったりするケースが散見されます。
なぜ鼻呼吸を長く続けることができないのか3パターン考えられるのでシェアしたいと思います。
*以下、歯医者さんから習ったことです。
鼻呼吸ができない理由3つ
結論から申し上げますと、
- 歯並びの関係で口が閉じられない
- 鼻づまりなどで鼻の気道が通らない
- 鼻の機能が低下している
の3つが考えられます。
ひとつずつ深めていきたいと思います。
歯並びの関係で口が閉じられない
口が閉じられないレベルで歯並びが乱れてしまっている人は、歯医者さんに通って矯正しましょう。
これについては深めなくても良さそうですね。
歯列矯正に伴い、舌も鍛えていくことになるかと思います。
少し話はそれますが、歯列矯正を始めた人は良い歯並びになった後のことも考えてみましょう。
私は絶対に歯列の後戻りが口内で起こって欲しくないので、備忘録も兼ねてこんな動画を作りました。
👇「後戻り」を防ぐために・・・。
鼻づまりなどで鼻の気道が通らない
花粉症の人や風邪を引きがちな人に当てはまりそうですね。
2017年の私のような開口(オープンマウス)になっている人もよく鼻詰まりになります。
何回かんでも数時間後にはまた鼻が詰まる・・・本当にイライラしますよね。
私の例で恐縮ですが、舌を理想の位置(上顎)にぴったりつけると徐々に改善されていきました。
(舌の理想の位置については、上の埋め込み動画をご覧ください)
舌の熱で鼻の穴の気道が暖まり、鼻づまりが鼻水になって体外へ排出されやすくなります。
熱を加えると固形物が液体になる理屈です。
また、荒療治として「鼻うがい」があります。
食塩水を鼻から流し込み、口から出します。
某芸人みたいなことかもしれませんが、これも治療の一種です。
私は風呂場で練習しました。
練習すればどんどんうまくなるので、早く治したい人は挑戦してみると良いかもしれません。
鼻の機能が低下している
これは恐ろしく聞こえるかも知れませんが、実際高齢者の方に多いそうです。
もしかしたら若い人にもいらっしゃるかもですね。私は間違いなく低下していましたね(笑)。
鼻の機能、つまり「呼吸することを鼻が忘れてしまっている状態」ということができます。
口で呼吸してばかりいると鼻が呼吸の仕方を忘れてしまい、いざやろうと思っても出来なくなっている・・・というのが鼻呼吸が出来ない人の特徴です。
長期休み明け、久しぶりに学校や会社に行って、しばらく調子が出ないのと似ていますね。
また、動物の進化の歴史をみても、陸上に上がった生物はえら呼吸する必要がなくなったので退化しました。
それと同じことは人間にも当然起こると考えれば、鼻の機能低下も十分に考えられるのではないでしょうか?
*ちなみに子供が「青ハナ」を垂らすのは健全です。鼻の機能(排出機能)がしっかり働いていることになりますので。
では次に具体的な鼻呼吸の会得方法について説明していきます。
鼻呼吸の会得方法
ずばり、「日中に口テープ」です。
鼻呼吸ができないのは「鼻が呼吸に慣れていないから」です。
強制的に鼻に仕事をさせれば、始めは大変でしょうが、徐々に負荷を感じなくなります。
(私はお仕事終わりの3時間程度、自宅で口テープをしていました。1ヶ月で慣れました。)
なぜ日中にやって欲しいのかというと、本当に苦しくなったときにテープがすぐにはがせるからです。
早く成果を出したい気持ちは痛いほどわかりますが、結果を出したいあまりに無理することは禁物です。
口テープは自分の体調と向き合いながら進めていきましょう。
睡眠時の口テープのメリット【寝ている間に努力しちゃおう!】
注意点
始めから就寝時に口テープはやめましょう。
危険すぎますから。窒息のリスクを無視するのはおススメしません。
日中何時間も口テープしていても全然苦しくないですよ~っていうレベルになったら就寝時に口テープを試したほうがいいでしょう。
何事も段階が大切です。
特に歯列矯正や口内環境の改善は一足飛びに行かないものですので、気長に、しかし確実に取り組んでいきましょうね。
今日はこの辺で。