
しかし、労働を続けていく事について、漠然とした不安があったのも事実です。
年金問題や老後2000万円問題、40代会社員の大量リストラ…暗い話題ばかりで気が滅入りますね。
同じような不安を持っている人の心に刺されば嬉しいです。
今回は株式投資からお金を得たことによって、労働に対する意識や考え方が変わった話をしようと思います。
では、まいりましょう。
会社員が株式投資で労働の意識が変わった話
株式投資は20歳から本格的に始めましたが、社会人になった2016年以降、こんな意識を持つようにしてみました。
「労働が収入源ってなんか不安だな~。働けなくなったら終わりだし。何もしないでお金欲しいな~。」
良く言えば先進的な考え、悪く言えば性根の腐った人間の考えです。
株式投資を続けてきて、ある程度の配当金を毎月貰うようになって至った意識の変化です。
では、この考え方について深掘りしていこうと思います。
株式投資を通じて至った考え【何もしないでお金が入ってこないと全く意味が無い】
株式投資による配当金は何もしなくても入ってきます。
(正確には、買って持つ以外何もできないということですが・・・)
つまり楽なのです。その「楽な部分」をとにかく増やしたいと考えるようになりました。
私はもらえる配当金を大きくしたいと思っています。
何もしないで沢山お金が入ってくる状況を真剣に望んでいます。
人様によっては「けしからん!」って思われるでしょう。
それは一向にかまいませんw。
「何もしないでお金が入ってこないと全く意味がない」
この考えはブレません。
世間的にはクズな発想かも知れませんが、理由もちゃんとあります。
- 私の身体は毎年”確実に”衰える事
- 働き手は若い人が圧倒的に有利な事
- IT化に伴い、年配者の価値が薄れていく事
ひとつずつ深めていきましょう。
私の身体は毎年”確実に”衰える事
私は現在30歳。
老け込むには早い年齢かも知れませんが、特別若くもありません。
もし体力テストをしたら、毎年ワーストを更新する事でしょう。
そういう年代に差し掛かった、と言えますね。
つまり、肉体は時々刻々と衰えていくのです。
ある程度アンチエイジングには取り組む予定ですが、老いていく事実とは向き合うつもりです。
若々しく老いて、能力ある若い人と共存することを目指します。
オブラートに包まない少しキツイ言い方になりますが、年を取って身体が衰えた人は
仕事をこなすエネルギーが若い世代に劣り、労働力としてB級、ついでに加齢臭で周囲に害悪を振りまく異臭源
と捉えられます。
全員がそうであるとは思いませんが、私は最悪のケースを想定して動いていきます。
働き手は若い人が圧倒的に有利な事
若い人のパワーって凄まじいですよね^ - ^。
まるでターボエンジンを積んでいるかのようです。
仕事を任せる立場に立つと、そんなエネルギッシュな人に任せたくなるものですよね(^^)。
より多くの経験を積むのも、成長の機会を掴むのも若い方が圧倒的に有利です。なんたって、未来ありますからね。
雇う側からしても、それなりに従業員にお金を支払っているわけですから、何年もしっかり働いてもらわないと割りに合いません。
なので、エネルギッシュな若い人は雇う側からしたらお宝物件ですよ。
転職、復職、両方において若い方がとにかく有利ですよね。
この事実は今後も認識し続けていこうと思います。
現実として、私は若くはないですからね。
以上、仮に仕事があっても、年齢が理由で回してもらえなくなるのが理由の二つ目です。
IT化に伴い、年配者の価値が薄れていく事
肉体的な衰えは老練の技術で…という表現はスポーツ誌のみならず、色んな職場で耳にします。
経験や勘は文章で学習することは困難で、経験や勘が生きる職場ではベテランは宝です。
ところが最近、IT化が凄まじい勢いで押し寄せてきています。
IT化の波についていくためには勉強が必要で、結構な量の勉強をこなさないといけないので大変です(私は好きな事ですから楽しんでいますが)。
日常業務の質と量の担保、さらに最新技術の勉強までするとなったら、身体の衰えている年配者は不利です。
過去の経験が活かせれば良いのですが、IT化によって技術革新が起こると、過去の積み重ねが無効化される可能性があります。
(ラダイト運動みたいな暴動も起こるんじゃないか?と予想しています)
例えば、事務作業のベテランがいたところに、便利なアプリケーションが開発され、ワンタップで作業完了!ってなったりしたとしましょう。
そんな便利アプリがあれば小学生でも作業出来ますよね。
このような事が事務作業系業務から順番に起こりつつあります。
冷静に考えて、結構やばくないですか?
IT化に伴い、ビッグデータの処理、予測が可能になりつつあり その進化は止められません。
昔から存在する、アナログな業務経験は駆逐されてしまう未来が想像できます・・・。
社会人としての(アナログな)業務経験が無効化される可能性があるというのが理由の三つ目です。
積み重ねが無効化される確率が高いなら、力を入れるのは非効率と判断するのも頷けると思います。
以上が株式投資を通じて変化した労働の意識です。
労働の上に労働を重ねることはマヨネーズの上にマヨネーズをかけるようなもの。
決められた時間内を働くか、成果を上げて報酬をいただくかしないといけないので楽になる事はありません。
そんな状況を好む人は極めてレアです(某ジャンプ系漫画のキャラ以外で見た事はないです)。
今のところ、個人レベルで「ほとんど何もせずにお金が入ってくる状態」を作るには株式投資しか方法が思いつきません。
なので今後も株式を買い、配当金を貰い続けるでしょう。
今日はこの辺で。