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結論から申し上げると「つまらない人間にはならない」です。
むしろクリエイティブになります。
結末だけ知りたい人はここで読むのをやめていただいて問題ありません。
ミニマリズムを実践してから、かれこれ10年以上経ちました。
その間に、私に起きたことを段階的に書きます。
ミニマリズムを実践したことで私の身に起きたことに興味がある人は、ぜひ最後までご覧になってください。
では、参りましょう。
モノを少なくした ⇒ 視覚的に空白ができた
床が、壁がよく見えるようになるといったほうがわかりやすいと思います。
部屋の空白を埋めてしまうくらい、モノがある事をノイズと感じる人もいるでしょう。
(私はそういう人です)
そんな人はモノの多さが悪い刺激となり、精神的に消耗してしまいます。
モノを減らして部屋の空白が増えると、ノイズが減った分だけ気分が楽になることを経験しています。
*生活必需品は残しましょう。
注意点ですが、たまに何もかも捨てる人がいらっしゃいます。
何も考えない断捨離は何も生みません。
「生活に必要なモノは何なのか」自問自答する中に自身の成長があると考えます。
私の経験ですが、成長度合いは持ち物に現れると思います。
(私は技術職ですので、持つべきモノを調査する過程でモノの仕組みとかに詳しくなりました)
空白が心地よくなった ⇒ 精神的、スケジュールにも空白を求めるようになった
ミニマリズムを実践していく中で、徐々に空白の心地よさを感じていました。
そうなると、私を取り巻く環境に空白を取り入れたくなるのは必然でした。
職場でも業務スケジュールをあえて開けるようにしたり、休みの日に予定を入れなかったり・・・
予想通り、過ごしやすくなりました。
あまりにも予定がスカスカなのが上司に知られてしまうと、用事を言いつけられてしまいますので忙しそうな雰囲気を醸し出しましょう。
難しい顔して、PCを見つめているだけで良いから楽ですよ。
さすがに仕事をしないとクビになってしまうので、日々の業務効率を最大限に高める視点も重要です。
要するにサッサと正確に業務を終えるのです。
気合を入れて作業を頑張るわけではありません。
パソコンに手伝ってもらうのです。
単純なデスクワークなら、PCでプログラミングしてワンタッチでこなせる体制を作ったほうが良いです。
(仮に1時間かかる作業を一瞬でできるようにしておけば、1時間はフリーです。ちょっと長めに休憩しましょう。)
プログラミングを使った制御はヒマを作り出すために必要な技術です。
技術職ではなくても、押さえておいて損はありません。
空白があふれてきたら・・・クリエイティブな活動ができる環境になった
新しいこと、困難なことにチャレンジするには意志の強さはもちろんですが、環境も大切だと思います。
新しいことを始める資金、空間、そして時間です。
ミニマリズムを実践し、お金と時間と物理的空間が余りだしたら、「暇だしお金余ってるし何かできるな・・・やってみようか?」みたいな感覚が生まれます。
つまり、ミニマリズムを実践することは環境を整えることに等しいです。
全てのはじまりは「モノを少なくすること」です。
【ちょっとした雑学】人間は、根本的に変化を求めるものらしい
人は基本的に変化を嫌がりますが、マンネリ化に耐えられないようにもできているそうです。
人間って面倒くさいですね(笑)。
変化を求める例をお話しします。
刑務所にみたいな暗~いところで何年も閉じ込められていると発狂するのはそのためです。
逆に天国みたいな環境であっても、慣れると幸せを感じなくなる例もあるようです。
良い方向にしても悪い方向にしても、たまには変化は必要ですね。
モノを少なくすると、クリエイティブな変化が欲しい時にすぐに動き出せます。
「よしやってみよう」って感じで、思い立ったが吉日を実践できます。
ミニマリズムを実践し、ヒマを持て余すようになると、そのうち何か思いつきます。
フットワークが軽いからすぐに行動開始できるでしょうし、ヒマなので集中的に取り組めると思います。
成功するにしても、そうでないにしても、新たな挑戦は経験となります。
何かを始めた人って雑談のネタにはこまらないでしょうし、失敗エピソードも成功エピソードも基本的に面白いものなので「つまらない人」には到底なりそうにないですよね。
私はつまらない人間になるつもりもないですし、つまらない人生も歩む予定はありません。
なので、引き続きミニマリズムを実践しつづけます。
今日はこの辺で。