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創造性を発揮できる職業で結構楽しいのですが、プログラミング言語を使いこなす能力が必須です。
プログラミングは巷で取り上げられている今イチ押しのスキルです。
そのため、軽い気持ちで飛びつく人も多い印象です。
挑戦する人が多くなった分、プログラミングスキルを身に付ける過程で挫折する人を数多く見てきました。
今回はプログラミング初心者が挫折するポイントについてお話しします。
では、まいりましょう。
プログラミング初心者が挫折するポイント
以下の3点が多く見受けられました。
- プログラミング業務の位置づけがわからない
- PCの中身を理解していない
- シーケンス、電装関係を理解していない
ひとつずつ深めていきましょう。
プログラミング業務の位置づけがわからない
プログラミングを覚えた状態で、結構コーディングがスムーズって人はあくまで数多くの作業工程の1ヶ所がこなせるにすぎません。
決して、素晴らしいポジションではないです。
もしもあなたがメーカー内で技術職として働いているなら、恐らく機械相手に仕事をするかと思います。
それを踏まえてモデルケースを示します。
- 先方と仕様決めの会議
- プロダクトデザイン決め
- コーディング
- プロト品作成
- 先方に動作確認、仕様再確認
- 納品作製
- 最終パラメータ設定
- 最終確認・納品
実際、プログラミングスキルが必要なのは一部の工程のみ(プロダクトデザイン、コーディング、最終パラメータ設定など)です。
プログラミングスキルは、あくまで業務をこなす素養のひとつに過ぎないことを知っておいて欲しいです。
会社によりますが、その機械の担当者と仕様の話し合いをして「双方納得」に持っていく会話スキルの方がよほど大事です。
機械相手に仕事をすると言っても、機械の背後には必ず人間がいます。
なので、人との関わりは不可避です。
PCの中身を理解していない
プログラミングはPC上で行なわれます。
そのため、PCの中身については知っておいてよいと考えます。
私の実体験ですが、PCを構成する各パーツの名称と中身を知っているとプログラミングをはじめ、IT知識が入ってきやすくなりました。
PCについて少しでも情報を持っているとだんだん楽しくなってきますので、まずはPC内部から学んでみましょう。
個人的な感覚ですが、男性って小難しい名前を覚えるのが楽しかったりしませんか?
(マイナーな筋肉の名前を覚えてると面白くね?ってノリです)
シーケンス、電装関係を理解していない
メーカー勤めで技術職であっても、電装知識に乏しい人は、たとえプログラミングスキルがあっても業務へ活かしにくいです。
せめて、自社の担当業務にかかわる機械の電装3種の神器(シーケンス図、回路図、アイテムリスト)はチェックしておきましょう。
そして、読み方がわかるようになっておきましょう。
メーカー勤めで技術職の人でシーケンスがよくわからない人は、プログラミングを学ぶ前にこっちを読んで理解しておいたほうが良いです👇。
【これが理想?】作りたいものを悪戦苦闘の末に作り上げ、その結果プログラミングスキルが身に付いた
以下、私の体験談です。
私は学生の頃、2つのプロダクトを作りました。
- 自動ぬか床かき回し機
- 自分だけのWEBサイト
特に自動ぬか床かき回し機についてお話しします。
私はぬか漬けを作ろうと思い立った際、毎日ぬか床をかき回さないといけないことを学びました。
なので、自動ぬか床かき回し機を強烈に欲しがりました。
自分なりにデザインを考え、自分なりに考えてパーツを買い、自分なりにアルディーノでプログラミングをし、動作を確認した結果、3カ月で完成しました。
(プロの人から見たら、3カ月はかかりすぎですよね(笑))
そのおかげで、シーケンスは理解できましたし、プログラミングでモノが動く様子を目の当たりにできたので「あ、これ出来るじゃん!」ってなりました。
結構、プログラミングでモノが動く様子を見るって、自己肯定感をブチ上げてくれますのでやってみることをおススメしています。
*ちなみにこの一件でプログラミングが好きになり、現在までぬか漬けを作るに至っていませんww
今日はこの辺で。