
20歳から株式投資を始め、なんだかんだで10年以上市場から退場せず続いています。
理由は、ひとえに20年後を見越した戦略を取っていたからです。
その結果が1000万円を上回る蓄財です👇。
ジェレミー・シーゲル氏の本(株式投資の未来)を読んで以降、長期投資のスタンスを貫いています。
昔も今も、経済情勢に応じて安い通貨や株を買っているだけです。
コツコツと何年も、同じスタンスでやってきました。そこには何の工夫もないです(笑)。
プロみたいなテクニックを持たない私のような素人は、「長期投資の戦略しか取れない」と考えています。
本記事は
「短期トレードは勝てる気がしない・・・」
「長期投資やっている人の戦略が知りたい」
「株式投資の素人なんだけど株ってできるのかな?」
って人に10年以上株式投資をしている会社員の戦略をお話しします。
投資素人の私でも10年以上生き残れましたし、そこそこの合理性はあると思います。
老後2000万円問題もありますし、若い世代は投資を無視できなくなりました。
20年先を見据えて投資がしたい人は、ぜひ最後までご覧になってくださいね<(_ _)>。
では、まいりましょう。
1000万円蓄財者の積立て戦略【20年後を見越して】
以下の戦略を10年以上継続しています。
- 円安:日本円を貯金
- 円高:米国ドルを交換
- 景気後退時:米国ドルでETF、日本円でオールカントリーを購入
- つみたてNISA:オールカントリー (年間40万円)
- 予定:ジュニアNISA:オールカントリー (年間80万円)
オールカントリーがわからない人はググってください( ´∀` )。
株式投資をやっている人たちからしたらお馴染みの投資信託だからです。
基本的に、相対的に安い通貨を持ち、ちょっと下がったところを買います(カッコよく言うと押し目買いってやつです)。
購入する対象は、米国ドル、日本円、オールカントリー、米国ETFです。
さらに、つみたてNISAやジュニアNISAを使いながら、非課税でお金を増やす作戦です。
(NISA口座は既に使い終わりました。使える人は使いましょう。)
繰り返しになりますが、特別な事は何もないです。
貯金を頑張り、堅実に制度を利用しつつ安いものを買っていくだけです。
私を含めた普通の会社員が投資するお金を捻出するには、お金を使わない生活をするしかありません。
特に、車や服は要注意です👇。
20年後を見越した積立て戦略をやってみた感想
20歳から株式投資を始めたので、スタートは学生の頃でした。
そこを踏まえて、「20年後を見越した積立て戦略」を10年以上やってみた感想を申し上げます。
- そこまでアツくならなかった
- 勉強や仕事に集中できる程度に取り組めた
自分でいうのもなんですが、株式投資と程良い距離感だと思います。
私の周りを見る限り、株式投資で失敗する人・市場から退場する人って確実に株との距離感を間違えています。
素人のくせにプロっぽいトレードをしたり(ドテン買いを決めるはずが往復ビンタに終わったりとか)、相場を予想しちゃったり(ウォーレンバフェットでさえ市場のことはわからないのに、です)、本業そっちのけでチャートに張り付いたり・・・まるで専業トレーダーさんみたいです。
そんな人は本業でも結果が出ず、お金も失う結果に終わりますので、株式投資との距離感をキチンとしておくことは凄く重要だと思います。
私が株式投資と程よい距離感が保てている理由を考えてみました。
- 勉強、卒論、仕事など、株式投資第一の生活が送れなかった
- 取得単価が低く抑えることができて、利益を出しやすかった
これら2つに尽きると思います。
まず、私は大学生でありましたし、今は会社員です。
卒論を書くこともありましたし、資格試験の勉強をすることもありますし、基本的に株式投資のことばかり考えているわけにはいきません。
これって、株の世界にどっぷり浸からないで済んだことに等しいです。
また、上述の方法で安くなっているものを買っていますので取得単価が低くなる傾向があります。
当たり前の話ですが、株式投資は安く買えれば有利です。
(ここ10年で、高値掴みをしたことはないです。)
取得単価が低いと、大負けする確率が下がるので、今後もこの方法を使っていこうと思います。
SBI証券と住信SBIネット銀行で全て完結します
私は松井証券と楽天証券とSBI証券を持っていますが、上述の戦略はSBI証券と住信SBIネット銀行で全部できます。
本記事ではそこまで深めません。
ググって口座を開設すればオッケーですからね( ´∀` )。
【体験談】たまに起きる景気後退(リセッション)を乗り越えるには積立て戦略しかないかも
以下、私の体験談です。
冒頭の繰り返しになりますが、私は投資素人です。
つまり、トレードは凄い下手です。
(FXを諦めたのは、マジで英断でした)
さらに、メンタル面の訓練も受けていないため、株価が下がった時の心の準備もままならない有様です。
Twitterとかで、会社員やりながらバシバシトレードで儲けている人は尊敬しかありません。その実績が本当かは知りませんが(笑)。
(参考までに、一番メンタルへのダメージがひどかったのはコロナショックでした。資産が45%も減りましたからね( ´∀` )。)
コロナショックとかは、まさにたまに来る下落相場です。
短期トレードで利益を狙っている人が、こういった下落相場に参加したら一瞬で資産が溶けていきます。
私には許容できないことでした。
(コツコツ貯めたお金が一瞬で溶けるのって、想像するだけで怖いですからね( ´∀` ))
なので、長期目線で株式投資と付き合い、たまの下落相場でも安くなっているものを買い、「安く買えてよかったよかった♪」と心から思うのが健全でしょう。
そんな理由もあって、下落相場を心身ともに健康にやり過ごすためには、長期目線しかないかな~って個人的に思います。
2024年までは日本円を貯金しつつオールカントリーを買っていきます
大まかな戦略は決まっていますが、何を買うかは状況次第で変わります。
最近は1ドル140円以上と円安が進んでいますし、日本円を米国ドルに替えるメリットはありません。
外貨が無いので米国ETFの購入もパス。
なら、日本円を貯金してオールカントリーを丁寧に買っていきます。
以下の生活👇を送りながら、買い時を探るのが、私が今やるべき事です。
近道はありません。
本記事は以上です。
最後にポイントをまとめます。
20年後を見越した積立て戦略
- 円安:日本円を貯金
- 円高:米国ドルを交換
- 景気後退時:米国ドルでETF、日本円でオールカントリーを購入
- つみたてNISA:オールカントリー (年間40万円)
- 予定:ジュニアNISA:オールカントリー (年間80万円)
実際にやってみて
- 株式投資と程よい距離感が取れる方法だと思う。
- SBI証券、住信SBIネット銀行で実行可能
- 景気後退(リセッション)も乗り越えられるかも??
- 2024年くらいまでは、日本円を貯金しつつオールカントリーを買っていこうと思う。
今日はこの辺で。