歯列矯正を頑張っています。
本記事は歯列矯正を本格的に開始する前のお話です。
最近、口の中が安定してきたので、親知らず抜歯に関して改めて書いてみようと思います。
矯正治療に先立ち、親知らず(下2本)を抜いておりました。
私がやった方法はなかなか画期的な治療でしたので、これから親知らずを抜こうかな?と思っている人にぜひ見てもらいたいです。
では、まいりましょう。
【親知らず抜歯の現在】親知らず抜歯って痛いよね?⇒今はNoです!
親知らず抜歯に伴い、さぞかし痛みを伴う数週間を過ごしたんだろうな~と思った人へ言いたいことがあります。
時代は進歩しました!!
27歳の春ごろ、歯医者さんと相談し、下の親知らず2本を抜いておくことを予定しておりました。
矯正治療の前段階ってやつです。
下の親知らず抜歯は上に比べると面倒で、痛くて、それでいて歯磨きもサボれないハードモードだと知り合いからは聞いていました。
この時点で気分はゲンナリです。
歯列矯正のためには親知らずを抜かないといけない。手術や痛みからは逃げられない。
(ちなみに上の親知らずはすでに2本抜いてありました(^ ^)。)
※私の親知らずの片方は結構斜めに生えていて、もう片方は真横でした。
歯医者さん曰く、真横に生えている親知らずは一旦ふたつに割ってから半分ずつ取り出すそうです。
ここでさらに心がブルー・・・。
話を戻します。
歯列矯正を薦められ、口内環境を整える一環として親知らずの抜歯を歯医者さんから提案されました。
(私の下の親知らずは真横を向いていたのです・・・。)
その時に知ったことが衝撃的だったので、書き下していきたいと思います。
こんな素敵な治療法があったなんて・・・。
その前に親知らずの悪いイメージ(残念ながら世間一般のイメージ)について触れておこうと思います。
(恐らく、大多数の読者様が抱いているイメージだと思います)
【痛い?だるい?】親知らず抜歯の悪いイメージ
私が親知らず抜歯に関して悪いイメージを持ったきっかけについてお話しします。
本題に入る前に過去の回想
私は大学院にいたころ、研究室の同期が親知らずの治療をしているのを間近で見てきました。
(私は院卒ですw)
さらに、彼は隣のデスクだったので、彼の生活がどんなものか至近距離で見ることができました(笑)。
彼は親知らずを抜いてから3週間くらい、患部の痛みで毎日苦しんでいました。
そのときの私の心情はというと
歯を抜くから当然抜いた所は縫うんだよな・・・痛そう・・・ マジであいつ7日間くらいウィダーインゼリーしか摂ってないな・・・ 縫うのも痛そう。抜糸した後も痛そう・・・。起きてても寝てても痛そう・・・ 親知らずを両方抜くとするとこの激痛期間が2回はあるのか・・・
あっという間にネガティブな感情が沸きました(笑)。
思いつく限り、いいところが全然ありません。
私に限らず、おそらく皆さんもそうなのかもしれません。
現実問題、彼は1か月半くらい毎日痛くてたまらなかったそうです。
彼と一緒にご飯とか行っても、ろくに固形物を食べれていなかったですし。
毎回訪れるご飯の時間が楽しくないのは本当に大変そうでした。
そんな彼を見て、親知らずの抜歯は私の中で恐怖イベントとなりました。
親知らず抜歯に対して、完全な偏見を抱いたまま私は社会人になりました(笑)。
痛くない親知らず治療法!
やっと本題です。
私は下の親知らずは両方横向きに生えていたので、悪さをするのは時間の問題でした。
親知らずの真横にある歯に当たって痛くなる人って、割といらっしゃいますね( ´∀` )。
色々と葛藤しましたが、まだ若いうちに、治癒力が十分あるうちに抜いておこうと思い、歯医者さんに抜歯を依頼しました。
(言い出すのに、変な汗をかいていましたww)
歯医者さんの意外な返答♬
でも3週間くらい頑張ればなんとかなる・・・結局気合だ!! いやでも、痛みで人を気遣えなくなるんだろうな~・・・ 周りからは嫌な奴だと思われてしまうんだろうな~・・・ これから大丈夫かな・・・?
そんなことを考えながら歯医者さんの返答を待っていました。
そしたら、歯医者さんに意外なことを言われました。
(本当にあっけなく言われたのですw)
以下、歯医者さんでのリアルなやり取りです。
コラーゲン由来のつめものなので詰め物は、1~2週間ほどで体に自然に取り込まれます。
円で親知らずを抜いた後の穴に詰め物できますけどどうですか?
それ痛くないのですか? 抜いたところに詰め物するんすか?? 歯抜いた後に縫わないのですか??
あと作業難易度も低いですしwww 少しお金かかりますけど
先生はよほど私のリアクションが面白かったのか、噴き出していました(笑)。
私はめちゃめちゃ思い詰めていたのに、ヒドイですよね(笑)。
改めて説明すると、
親知らずの抜歯後に開いた穴にコラーゲンの詰め物ができるそうで、詰めても皮膚と同化する成分なため(生体親和性と言うらしい)人体に優しく、傷の治りも促進するみたいです。
患者のダメージも軽減し、歯医者さんも作業が楽(詰めるだけなので)・・・なんて合理的♬
さらには通院回数も減りますし良いですね( ´∀` )。
(縫合後の消毒・抜糸をしなくてもいいからです)
ここ最近で開発された治療法みたいです。う~ん、タイミングばっちり(笑)。
なるほど、縫わないしそこまで痛くない・・・。費用は親知らず1本につきプラス5000円程度・・・。
私の決断は・・・・
決断は・・・Yesです!(痛くないんなら当然)
以下、当時の私のリアルな返答です。
やりまーーーーす!!!!! むしろやらせてください!!!!! なにとぞよろしくお願いします!!! 予定はいつでも大丈夫です!!
痛くないとわかった途端、この態度です。
我ながら、なんてゲンキンな人間なんでしょう(笑)。
そりゃやるでしょ(笑)!!痛くないなら5000円かかるくらい安いもんでしょ!!
ついさっきまでの悲劇のヒーロー気取りの覚悟はなんだったのでしょう(笑)。
というわけで、私は抜歯後縫いませんでした(その代わり、開いた穴を埋めました(笑))。
そして、手術中・術後はたいして痛くもありませんでした。
かくして、親知らず2本は無事闇に葬られましたとさ(笑)。
親知らず抜歯手術はどんな感じか【期間、費用など】
期間はおよそ1ヶ月。
1本目の親知らず抜歯から2週間後に、親知らずを真っ二つにする手術を行いました。
双方、麻酔から抜歯、そしてコラーゲンの詰め物まで難なく終わり、手術後の痛みも大したことなく3日くらいで わずかな痛みすら引いていきました。
コラーゲンの詰め物2回分で1万円です。
1ヶ月の間、痛みもほとんどなく傷口は塞がりました。
めでたしめでたし。
親知らず抜歯後の食事制限とは?
抜歯直後の気になる食事制限ですが、抜歯日に関しては辛いものなどの刺激物は避けてくれとしか注意されませんでしたし、全然食事も楽しめました。
(抜歯後3日目には激辛ラーメンを楽しめるくらいでした)
時間が経過しても詰め物が取れるなんてことはなく、そのままめでたく傷口は塞がりました。
(もちろん、口の中を気遣いはしましたが)
もちろん、歯磨きの邪魔をすることもありませんでした。
親知らず抜歯後の痛みは?
ここで痛みに関して詳しくお話しします。
当然、抜歯後少しは痛みますが、膝を少し擦りむいた程度です。
普通に飲食できますし、コーラだってハイボールだって飲めます。
大学院時代の知り合いのようにウィダーしか飲めないなんてことは断じてなかったです(笑)。
手術後当日の飲食は、普通に可能です。
実際、職場で口内の痛みを気にしたことは一度もないですね。
しかも日に日に痛みが少なくなっていく・・・。
親知らず抜歯の進化を感じずにはいられませんね( ´∀` )。
痛くない親知らず抜歯 全体の感想
ああ、なんて素敵。
これに尽きます。
痛くないし縫わないなんて・・・時代は進歩したものです(笑)。
親知らずが変な方向に生えていて、抜歯しなきゃいけなくてブルーな気分になっている人は、歯医者さんにコラーゲンの詰め物を打診する価値はあるのではないのでしょうか?
キーワードは、「コラーゲンの詰め物」です。
今日はこの辺で。