節約に目覚めた知り合いの話。
理由は置いておいて、節約に凝っているらしい。
彼の身の回りはとにかく「最安値」です。
家具、家電、趣味関連・・・あらゆるものが最安値で固められ、言うまでもなく家計簿上は優等生です。
一見、彼の理想通りの人生をデザインしているように見えます。
さぞかし、幸せなことでしょう。
しかし、そうでもないようです。
彼曰く、
「身の回りを整えている間は楽しかった。でも一通り環境が整い終えたら不満だらけだったよ」
とのこと。
環境を整えている間は、活動自体で精神が充実していたので楽しいと感じていた模様。
しかし、ある程度環境が整い始めて生活をしてみると、最安値ゆえのデメリット(すぐ壊れる、機能がそこまでじゃない等)が噴出し、イライラするようになったとのこと。
どうやら彼は人生は環境を整えてからが本番で、過ごし続ける時間のほうが長いという点を見落としていたようです。
うわぁ・・・コイツ、センスねぇな と思ったのはここだけの話。
反面教師にしつつ、同じ落とし穴には落ちないように生きていくとしましょう。
目標に向かって生きるのは結構ですが、目標達成後に気持ちよく生きていけるかを考えると良いかもしれませんよ。
と僅かながらの善意でアドバイスして、今日は筆を置きましょうか。