化学専攻でケチな電気設計エンジニアの備忘録

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日記

「簡易生活のすすめ」を読了しました

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人間は脳が発達した故、また色んな情報や環境が乱立したために悩みも多い生き物です。

私も例外でなく、人生における迷いを日々感じています。

迷わなかったら楽なのにな・・・と考えるようになり、解決のヒントを本に求めました。

 

大昔の人って、そういう問題もすんなり解決できそうな気がしたからです(安直w)。

そんな時、この本に出会いました。

この本は明治時代に色んな人が「簡易生活」を実践し、その内容やノウハウが満載です。

温故知新」が大好きな言葉な私はさっそく読んでみました。

この本の肝は、人生は「選択」の連続で、その選択をいかに心身に負担をかけず行えるかが重要なのだと学びました。

また、選択の結果失敗してしまっても、即座に過ちを認めてただすことで心地よい状態(この本では「簡易である」と言っています)に至れるようです。

心地よい状態の時間を増やしていくことが、幸せにつながりそうだと感じました。

 

簡易生活といっても「閉鎖的な生活を送りましょう!」ってところに着地しないのが意外でした。

むしろチャレンジ・失敗に寛容で自分の能力を向上させたい人や人生のストレス量を合理的に減らしたい人の手助けになるんじゃないかと思います。

ご丁寧に最後に20ヶ条にまとめてくれたので記しておきます。

簡易生活のすすめ まとめ

1. 悪いより良い方が簡易であるから「良くなるように心掛ける」

2. 迷信より科学の方が簡易であるから「科学的に分析する」

3. 「理屈で考え合理的に行動する」ほうが迷い続けるより簡易である

4. 続かなければ意味がないので「極端にならない」

5. 他人は自分ではないのだから「他人の思惑や評価で自分の意思や行動を変えない」

6. 「好きなことは好きなときにする」と簡易である

7. 不合理な習慣を見直し「虚礼虚飾の廃止」を断行すれば生活が簡易になる

8. 「必要にして十分なもので生活する」と簡易である

9. 「機能を中心に選択する」と必要なものが選べるようになる

10. 「機能が最大限に発揮できるように使用する」と物が減らせて簡易である

11. 物だけでなく「自分と他人の能力が最大限に発揮できるように行動する」

12. 「自分と他人の能力も最大限に活用する」ことで生活が楽になる

13. 他人の能力を活用するため「他人の能力を上げるように行動する」

14. 向上した「他人の能力を最大限に利用する」

15. 他人の能力を発揮させるため「他人と平等に接する」

16. 平等にするため「自分のことは自分でできるようにする」

17. 他人と効率よくやり取りするため「良いことも嫌なことも素直に伝える」

18. 嘘は煩雑なので「正直にする」と簡易である

19. 執着すると煩雑なので「とらわれない」

20. 一度に良くするのは無理なので「社会の状況に合わせて最も効率の良い方法を探る」

 

気になる人は本で読んでみてくださいね。

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