大昔、とあるTV番組で
「働いたら負けだと思う」
と言い放った若者がいました。
(前歯が無かったのを覚えています)
当時の私は、あまり真剣に聞いていませんでした。
(しかし、インパクトのある言葉、絵面だったので私の頭の片隅には残り続けました)
社会人になってお金を勉強して、実際に資産運用して、節約生活を送っていく中・・・
「あれ?実は彼って正しいんじゃないか??」と真剣に考えるようになりました。
その理由を真面目にまとめておきます。
では、まいりましょう。
「働いたら負け」は真理だ←その理由
- 上手く仕事をしても報われない
- 出世するほど、自由時間は減る
- 働くと社会保険料を取られる
- 職場・仕事が合わなければ病む可能性がある
- お金がなくても好きなことをして自由に生きる方が幸福という考え方の存在
ひとつずつ深めていきましょう。
上手く仕事をしても報われない
特に会社員はこの傾向が強く、サッサと効率よく業務を終わらせたら、息つく間もなく次の業務が降ってきます。
効率よく仕事をしたからと言って楽になることは永遠になく、界隈では”ラットレース”と呼ばれるようです↓。
なかなか秀逸な例えですね。
じゃあフリーランスならどうか?という疑問は、私はフリーランスでないので答えられませんが、「こんな感じだよ!!」という回答を持っている人はお問合せフォームから教えてください<(_ _)>。
出世するほど、自由時間は減る
出世すれば良い思いができる・・・というのは過去の話みたいです。
私の父曰く
「周りを蹴散らしてでも、出世したい奴らばかりだった。理由は・・・」
と内容はピンクな理由でしたが、なるほど。そりゃ全てをかけて出世を目指すわな。と納得できました。
(もちろん、現在では絶対できない内容です)
現在は自由時間が減るだけみたいです。
年功序列は廃止、少子化、年金受給額の減少など、様々な問題があります。
厄介なのは、これらは労働を頑張っても解決しにくいことです。
日本は累進課税なので、稼いだ分だけ税金が取られます。
責任も増え、部下の管理もするとなれば、残業もする必要が出てくるでしょう。
こりゃ、出世したくないって考える人は増えますねw。
働いたら負けだわ。
働くと社会保険料を取られる
これは馬鹿になりません。
しかし、制度を理解し行動すれば社会保険料の額を最小限に抑えることはできます。
社会人としてスキルアップをするのではなく、定時退社や手当申請、残業をする期間を選べばいいだけです👇。
一心不乱に頑張るべきではない理由です。
小ズルく、腹黒いほうが蓄財はしやすいのが現実です。
職場・仕事が合わなければ病む可能性がある
最近、メンタルを病む人が多いです。
職場、仕事内容、人間関係・・・これらに満足できないと病む可能性が高いです。
大金が手に入ったら、今の仕事を辞める と考える人がほとんどなので、仕事をすることが精神に及ぼす良い影響は微々たるものでしょう。
働かなかったら病むなら、働く意義はあるのでしょう。
が、働いて病む可能性があるのなら「働いたら負け」ですよね。
病む前に、辞めようw。
お金がなくても好きなことをして自由に生きる方が幸福という考え方の存在
少し屁理屈っぽいですが、今のご時世、給料が低いまま税金ばかり取られまくるわけですから、考え方をアップグレード(あるいはダウングレード?)して現状を納得しようとする流れもあるようです。
将来詰む可能性が濃厚なら、何も今を頑張らなくてよくね??と、投げやりになる人が多く、刹那的に人生を謳歌し「楽しんで」いるのが現状です。
ぜひ若い世代には「楽しんで」いただきたいですが、私は、こうなりたくはありません。
だから、必死に蓄財し金融資産を育てて養ってもらおうと努力しています。
次の章では、頭の片隅に置いておいてほしいことについてお話します。
【頭の片隅に置いとけ】「働いたら負け」と思っていない人も居る
たまに居ます。こういう人。若干怖いww。
大体、以下の4つに当てはまります。
- 自己成長と達成感
- 社会とのつながり
- 社会貢献
綺麗ごとばかりで少々胸糞ですが、ひとつずつ深めていきましょう。
(皮肉が多くなるかもしれません)
自己成長と達成感
働くことで自分が成長し、その成長を実感し嬉しくなったり、困難の中無事に仕事を完遂し、達成感を感じることです。
私は働いた後、決まって「ああ。俺が頑張った成果を、株主が配当金として貰うんだな・・・」と無力感に苛まれます。
なまじビジネスの仕組みを理解している故、達成感の0.1秒後にため息です。
”何も知らないことって幸福”、を体感しましたw。
若い世代には、この「幸福」を感じ、額に汗して頑張ってもらいたいw。
貴方たちは「自己成長と達成感」を得て、私は金を得る。
これで決まりだww。WIN-WINだわww。
社会とのつながり
「仕事をしていなければこの人に出会えなかった。」
社会とのつながりに感謝していることを、真顔で言う人は一定数います(怖)。
これは上司が満たされていて、ギバー気質だから成立しているんだと思います。
実際、上司世代が多い「氷河期世代」は給料低い人が多いし、若い世代に当たり散らすほうが自然です。
実際私も
「うわ・・・仕事してなきゃコイツに出会うこともなかったのに・・」
と思ったことの方がぶっちぎりで多いです。
つながりたくない奴らとかかわってしまうリスクを感じざるを得ない、そんな毎日です。
社会とのつながりが素晴らしいっていう人、何割だと思います?
体感ですが、1割もいないんじゃ・・・?
社会貢献
自分のしていることが社会貢献につながっているから、働くことに前向きな人もいます。
対人業務やBtoCなら多いでしょう。
対人業務やBtoC関連にお勤めの人と話したことは山ほどありますが、大半は愚痴です。
「社会貢献」って言葉をキラキラ顔で言う人は、トップ層の数%であることを忘れてはなりません。
下層はゴミの吹き溜まりなのは、どんな世界でも一緒です。
「働いたら負け」を深めるために、まずは自分の”お金観”と向き合ってみましょう。
【本音】私は”金だけ”欲しい
贅沢は言いません。
私は、金さえあればOKです。
正直、「働いたら負け」って思っていない人って、自分や周りが”満たされている人”なんだと思います。
逆に「働いたら負け」と考える人は渇望状態で、「まず、金が欲しい」と思っているでしょう。
私もそうです。
- 自己成長と達成感
- 社会とのつながり
- 社会貢献
クソくらえ!
これらよりも先んじて得るべきものがある。
お金が手に入ったら求めるかもしれませんが、今は要りません。
うん。私が金の亡者であることを再確認できましたw。
「働いたら負け」って言葉を深めるばかりなのは気が滅入るので、勝ち組についても考えてみました。
勝ち組は「金融資産が多くて労働時間が少ない人」だ!
もうちょっと「働いたら負け」の解釈を更新していくと、
「金融資産が多くて労働時間が少ない人は勝ち」と言えそうです。
金融資産が多い
⇒お金が勝手に入ってくる状況。税金も低い(株なら20.315%)
労働時間が少ない
⇒自由時間が多い。遊べる。税金も低い
俗に言うこどおじ勢はこれらを実現しやすく、相続財産ガッポリ勢も間違いなく現代の”勝ち組”だと思います。
夢を追いやすく、実現しやすいのは、社会的に見苦しい人なのは皮肉な話です。
断腸の思いで”見苦しい人”になることを許容し他人にのみ、道は開けます。
大昔にTVで「働いたら負け」と言い放った彼は、こういったことが見えていたのでしょうか???
だとしたら、先見性半端ないわww。