会社の給料をコツコツ貯めて、4年半で1000万円貯金した会社員です。
貯金額の推移は以下の通りです。
社会人歴 | 貯金額 |
1年目 | 280万円 |
2年目 | 285万円 |
3年目 | 250万円 |
4年目 | 140万円 |
5年目の途中 | 145万円 |
合計 | 1055万円 |
本記事は「20代のうちに1000万円貯金したい」って声にひとつのケースをお話しする内容です。
私が4年半で貯金1000万円を達成できた背景として、4つのラッキーがありました。
本記事は、そのラッキーについて解説します。
結論から申し上げますと、
- 先輩や友人から必要なモノがタイミングよくいただけた
- 製造の現場にいて残業代や交代番手当をたっぷりもらっていた
- 会社の独身寮にいて生活費がほとんどかからなかった
- 米国株式の上昇トレンドに乗れた
となります。
これら4つの理由を解説しつつ、貯金に向いている会社や若手会社員の現実にも触れていきますので、ぜひ最後までご覧になってくださいね( ´∀` )。
では、まいりましょう。
20代で貯金1000万円を達成できた要因4つを解説
結論をもう一度確認しましょう。
- 先輩や友人から必要なモノがタイミングよくいただけた
- 製造の現場にいて残業代や交代番手当をたっぷりもらっていた
- 会社の独身寮にいて生活費がほとんどかからなかった
- 米国株式をたまたま保有しており、上昇トレンドに乗れた
ひとつずつ深めていきましょう。
先輩や友人から必要なモノがタイミングよくいただけた
入社当時は社員寮に入りました。
先輩や同期入社のみんなとすぐ仲良くなり、ロードバイク、PC、防寒具などがいただけました。
(その代わり、私もPC周りの設定とか手伝ったりしてました。貰いっぱなしは良くないですよね( ´∀` ))
👆ガッツリ楽しんでました
周囲の方のあたたかい援助のおかげで、楽しい寮生活を送れました。
思えば新しく自分で買ったものは1600円の電気ケトルくらいでしたね( ´∀` )。
物は天下の周り物と実感できたラッキーについてでした。
社員寮に入ると、この手のラッキーにありつける可能性は上がるかと思います。
なんたって仲間ですからね( ´∀` )。
製造の現場にいて残業代や交代番手当をたっぷりもらっていた
私は入社したのはメーカーで、はじめは製造現場に配属されました。
交代勤務もあり、残業・休日出勤も多い所でしたので、手当や残業代もあってか給料は割と多かったです。
そのかわり、生活は物凄く不規則になるので身体には結構負担でした。
下の貯金額の裏は、労働まみれの日常がありました( ´∀` )。
社会人歴 | 貯金額 |
1年目 | 280万円 |
2年目 | 285万円 |
3年目 | 250万円 |
4年目 | 140万円 |
5年目 | 145万円 |
合計 | 1055万円 |
私のようにロクにスキルの無い会社員は「残業無しのホワイト職場勤務」じゃ稼げません。
会社へ労働時間をたっぷりと差し出すか、誰もやりたがらない仕事をたくさんしない限り、多くのお金を得ることはできないです。
不規則な生活と引き換えにお金を稼ぐことが通用するのは、若いうちだけですね。
私はもうしたくありません(´;ω;`)。
40代以上だと大変でしょう。
4年目以降は結婚したのと交代勤務がなくなり、残業も減ったので給料も減って、貯金額も少なめになりました。
しかし、1000万円貯金して以降は自分に合った貯金生活のやり方を”普通に”送っているだけですので、緩やかですが普通に貯金残高は毎年増え続けてますし、今後も増えていくでしょう。
会社の独身寮にいて生活費がほとんどかからなかった
独身寮は家賃も超絶安く(1万円いかない所に住んでました)、光熱費もバカ安です。
そんな状態が何年も続くわけですから、毎月多くのお金が余ることになります。
特に、1年目は住民税がかからないので280万円貯金することができました。
3年目以降は年齢の関係で社員寮から社宅に移りましたが、借り上げ社宅のおかげで低い家賃で生きています👇。
米国株式をたまたま保有していて、上昇トレンドに乗れた
会社で貰う給料で少しずつですが米国株式も買ってました。
(何年も配当金を出し続けている実績のある企業の株式を買ってました)
最近こそ「米国株式がアツい!」って感じですが、当時はマイナーでした。
当時のお金の使い方は、貯金と資産運用をごちゃ混ぜにした感じでした。
米国株がガンガン上がっていたことは、今思えばラッキーでした。
完全に地合いのおかげです。
(たまたま米国株の本👇を読んでいたので、存在を知ってました)
以上、私に起きた4つのラッキーについてでした。
以降は、貯金生活の中で感じた現実と実感についてお話しします。
【現実】貯金できるかは「会社選び」でほとんど決まってしまう
「良い会社に入れれば貯金はラク」ネット上で度々見かけますが、これはマジだなと思いました。
(給料だけでなく、福利厚生が段違いだからです)
大学を卒業したての20代会社員の能力なんて たかが知れているし、どんな会社でもそこまで給料に差は出ないからです。
なので、「どの会社に属しているか」が蓄財パフォーマンスに深く関係します。
(30代以降の給料は、実力勝負になりますが。)
私の入った会社について独り言です。
入社前、同じ大学の先輩から「とにかくお金が余る会社」と言われました。
会社員になる前はお金に困っていたので、入社したことは間違ってなかったと思います。
(当時、引っ越すためにコツコツ貯めたバイト代180万円を用意してましたが、引っ越し費用は会社持ちでした。これにはとても驚きました。)
職場には、本当に感謝しかありません。
話を戻します。
会社員として働いていくうちに違う会社の知り合いが増えていき、貯金に向いてる会社の特徴がわかってきました。
- 残業代・手当がしっかりつく
- 会社の規模が大きい
- 近隣に娯楽施設が少ない
- 住宅補助関係の福利厚生が充実
の4つがあげられます。
どれか1つでも欠けていたら貯金のパフォーマンスは下がってしまいます。
4つとも揃っていれば、貯金の環境としては完璧でしょう( ´∀` )。
読者様の転職先・就職先の目安のひとつになれば嬉しいです。
【実感】20代会社員はもらう給料にあまり差がない
繰り返しになりますが、大学を卒業したての20代会社員はもらう給料にあまり差がないです。
だからこそ、貯金額の差が出やすいです。
一方、30~40代以降はエグいくらい給料に差が出てきます。
そうなると、節約術とか関係なく高い収入でゴリ押しして蓄財しちゃう人も出てきます。
(年収1000万円以上貰うと、田舎じゃ無双状態です)
とはいえ、このようなパワープレーの使い手になれるはごく一部ですので、若いうちに節約生活を学んでおくことは大切です。
会社組織において、全員が高収入になるってことはあり得ませんからね( ´∀` )。
今回の記事で、20代で1000万円貯金するにはある程度の条件が必要だとわかっていただけたかと思います。
その条件について、出来る限り余すとこなく解説しました。
最後に本記事の内容についてまとめますと、
- 米国に投資していたのはラッキーだった
- 若いうちは残業代や交代番手当をたっぷりもらっていた
- 会社の寮に入ると生活費がかなり浮く、生活品とかいただけるかも
- 会社選びで貯金パフォーマンスはほぼ決まってしまう
今日はこの辺で。