7年間ロードバイクを楽しみ、今後の付き合い方を考えた結果、処分することにしました。
悩みを言うと、良いロードバイクを持つと、それに見合うヘルメットやグローブ、ビンディングシューズも欲しくなり、お金の問題に発展しかけたからです。
いわゆるディドロ効果に苦しみました。
ディドロ効果:「自分が気に入った商品を購入すると、その商品に合わせた雰囲気の物で統一したくなる」という心理現象
※ロードバイクを通じて思い出がたくさんできたので後悔はしていません。
本記事は
「ロードバイク買ったら物欲がヤバイんだけど!!何で???」
「ロードバイクに乗っている人って、お金ガンガン使ってるみたい・・・何で???」
って人の疑問が解決できるように、私の経験したことをお話しします。
ロードバイクって沼です。
財布のヒモが硬い私でもお金を使いたくなってしまうくらい、ロードバイクは人を惑わせる魔力があります。
私が感じたロードバイクの魔力と処分に至った理由をお話ししますので、自転車にかかるお金でお悩みの人はぜひ最後までご覧になってくださいね<(_ _)>。
では、まいりましょう。
ロードバイクは物欲を生み、付き合い切れないので処分した話
以下、私がロードバイクを処分するに至った理由です。
- 実際に、ロードバイク周りのグッズが欲しくなった
- 自転車乗りとの話題がロードバイク本体やグッズの話ばかりで辟易
ひとつずつ深めていきましょう。
実際に、ロードバイク周りのグッズが欲しくなった
私の乗っていたロードバイクは、決してハイエンドなものではありませんが、自転車の必需品にこだわりたくなってしまいました( ´∀` )。
ロードバイク乗りが最低限揃えるべき必需品として、
- ビンディングシューズ
- ヘルメット
- レーサージャージ
- レーサーパンツ
などありますが、こだわったらキリがありません。
Amazonとか眺めていると、金銭感覚がおかしくなってきます。
数十万円って値札が珍しくないので、数万円が安く見えてきます。
(値段にビビった私は、結果的に知り合いからヘルメットなどをタダでいただくことができました。ラッキーでしたね( ´∀` ))
グッズを見ているうちに、実際に欲しくなり「あ。これはマズい。」と感じ、処分を検討し始めました。
金銭感覚を狂わせるものは、私の人生には不要です。
自転車乗りとの話題がロードバイク本体やグッズの話ばかりで辟易
私はヒルクライムレースに出るクライマーでした(山登り専門)。
なので、山登りのコツとか、タイムとかたくさん話したい人です。
(レースに真剣に取り組んでいるときが一番楽しかったです。)
そんな話なんて一般人相手にできるわけもなく、
「このパーツ、~円して高かったんだぁ~。」とか、「自転車にお金使い過ぎて、嫁に怒られたわ~」とか、正直どうでも良いと思っていました。
レースに真剣なガチ勢ならそんなことはないのですが、ミーハーライダーが相手だと、十中八九 所有物の値段の話になります。
私がしたくないテーマほど苦痛なことはありませんので、処分を決意しました。
一旦ロードバイクを処分したら、ミーハー達から話しかけられることは無くなりました。
とても、快適です。
【体験談】一般人がロードバイクにハマるのは危険です
「一般人がロードバイクにハマるのって危険だなぁ~」と感じたエピソードを紹介します。
- 身近に、ディドロ効果で破産する人がいた
- 一般ピーポーが買えるロードバイクには資産価値は無い
- ロードバイク仲間とつるみすぎて金銭感覚がバグった人がいた
ひとつずつ深めていきましょう。
身近に、ディドロ効果で破産する人がいた
知り合いに100万円のロードバイクを買った人がいました。
(100万円って、ツール・ド・フランスとか走れるレベルの自転車です)
100万円のハイエンドバイクですので、他のグッズにもこだわってしまったようです。
レーサーパンツに数万円、グローブに1万円、ビンディングシューズに数万円、ペダルに数万円・・・といった具合にです。
これらは全て消耗品ですので、そのうち壊れます。
なので、その都度 買い足すことになります。
(さらに、新商品が出たら買い替えたりしちゃうみたいです。1バージョン前のグッズはハイエンドバイクにはダサいみたいですね(笑))
その方は自己破産しました。
ディドロ効果ってやばいですよね・・・。
一般ピーポーが買えるロードバイクには資産価値は無い
資産運用チックな話になりますが、多くのロードバイクには資産価値がありません。
購入する時はメッチャ値段が高いのに、売る時は信じられないくらい安いからです。
(限定モデルや有名レーサーが実際に乗っていた自転車などは、その限りではありません。)
なので、一般ピーポーがロードバイクにお金をつぎ込むほど、貧乏に近づいていきます。
ロードバイクの値段が「駄菓子を買う」感覚のお金持ちなら全然問題ないのですが、一般ピーポーがロードバイクにお金を突っ込むのは超リスキーです。
私のように年収300万円台の会社員は、収入面で余裕が無いわけですからね( ´∀` )。
お金持ちがワインや絵画を買っているのは、資産価値がある(値段が下がりにくく、時間が経ったら価値が上がる)からです。
彼らがやっている事は、お金を持っている事の誇示ではなく、ただの資産運用です。
お金持ちがロードバイクを集めていないということは・・・資産運用としての側面は無いということです。
なので、処分しました。
金銭面での重荷は下ろしておくに越したことはありません。
ロードバイク仲間とつるみすぎて金銭感覚がバグった人がいた
自転車レースでも仕事でも、個人単独よりも集団の方が有利です。
身の回りの小さなことでも、集団が個人をなぎ倒してきた様子は皆様もご覧になったことがあることでしょう。
特に、日本人は「長い物には巻かれろ」的な多数派に属したがるので、多数派の考えが正しいと思いがちです。
ここで想像してください。
熱心なロードバイク乗りとつるんだら・・・。
彼らの(歪んだ)思考回路に時間の問題で支配されます。
「ロードバイクのメンテ代の大きさ=自転車への愛情の大きさ」
「パーツ代で5万円なんて普通」
「フレームで30万円なんて普通」
といった、一般人が「ハア??」って思う内容を、ロードバイク乗りは大真面目に吹聴します。
私の知り合いで自己破産した人は、こんな感じでバグった思考に染まり、ロードバイクに大金を突っ込みました。
成功者になりたければマインドが大事とよく聞きますが、破産者になるのもマインド次第なようです。
ロードバイクを処分して本当によかったと思います。
本記事は以上です。
最後にポイントをまとめます。
「ロードバイクを処分しようかな」と決意した理由
- 実際に、ロードバイク周りの高級グッズが欲しくなった
- 自転車乗りとの話題がロードバイク本体やグッズの話ばかりで辟易
⇒ロードバイク処分後は快適になりました。
一般人がロードバイクにハマるのは危険だと感じたエピソード
- ハイエンドなロードバイクを買った結果、実際にディドロ効果で破産する人がいた
- 一般ピーポーが買えるロードバイクには資産価値は無いので、お金をつぎ込むのは超危険
- ロードバイク仲間とつるみすぎて金銭感覚がバグった人がいた ⇒ 自己破産
ロードバイクに限らず、蓄財は物欲との戦いです。
そして、物欲との戦いで消耗せず、軽く勝利しないと蓄財は難しいです。
蓄財は長期戦で、物欲を抑えるが大変だと人生が苦しくなります。
物欲に軽々と勝利したい人は、現実的な方法を書いた参考記事👇もぜひご覧になってくださいね<(_ _)>。
最後に当たり前の話ですが、買わなければお金は貯まります。
特に服や車を買わないことの効果は大きいです。
今日はこの辺で。