昨今のコストプッシュ型のインフレにより、物価高となっています。
米、お菓子、レストラン、各種サービス・・・何も悪いことをしていないのに支出だけ増えている事実にイラつく人も増えています。
私も例外ではなく、「なんで支出が増えるんだ!!」と心の底では憤慨しています。
しかし、現状を受け入れる気はありません。
ちょっと厳しい見方になりますが、
「外注サービスを使い続ける=物価高を受け入れる」に等しいです。
値段を上げたことに納得している、と見なされても文句は言えないでしょう。
だったらどうするか。
「自分で出来る事」を増やしましょう。
今までお金を使っていた部分を、なるべく自分でするようにするのです。
- 掃除機 ⇒ ハタキ、箒、塵取りで電気を使わない
- トイレ、風呂は洗剤洗い ⇒ 水だけで擦り洗い
- 外食、テイクアウト ⇒ 自炊
といった具合に、お金が発生していた部分をゴリゴリと削っていきます。
物の値段がインフレしている、ということは「削った節約金額もまた、大きくなる」ということです。
つまり、「自分で出来る事の価値も」値上がりしていると考えます。
これまで、家事や小さな節約術は過小評価されてきましたが、物価高を境に見直すべきでしょう。
(勝手な予想ですが、専業主婦の価値は相対的に上がりそうな気がします)
節約術を多く持っている人とそうでない人、実践している人とそうでない人の格差、つまり「節約格差」が出てくるかもしれません。
年間数万円~数十万円の差となり、生活レベルに反映されるのも時間の問題です。
恐らく、マス層で顕著に現れるでしょう・・・。
「自分でできることは自分でやりなさい。」
大昔、そう教えてくれた親に今更ながら感謝です。
格差が発生するならば、「良い思いができる側」でいたいものです。
(↑格差が嫌いじゃない理由です)