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年収300万円台にidecoを薦めない理由5つ

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Yoshiaki
こんにちは。私はYoshiakiと申します。

低年収ゆえ(年収は300万円台👇)、idecoをやってない会社員です。

 

本記事は

将来を見据えて、とりあえず「つみたてNISA」と「ideco」だ!

って考えている人に注意を投げかける内容です。

つみたてNISAはまだしも、idecoは「とりあえずやるもの」ではありません。

その理由を説明します。

本題の前に、idecoについて軽く触れておきます。

 

☆iDeCo(イデコ)は、自分が拠出した掛金を、自分で運用し、資産を形成する年金制度。掛金を60歳になるまで拠出し、60歳以降に老齢給付金を受け取ることができる。

※60歳になるまで、原則として資産を引き出すことはできない。

☆ 基本的に20歳以上60歳未満の全ての方(※)が加入でき、多くの国民の皆様に、より豊かな老後の生活を送るための資産形成方法のひとつとして位置づけられている。

※企業型確定拠出年金に加入している方は、企業型年金規約でiDeCoに同時加入できる旨を定めている場合のみiDeCoに加入できる。 

出典:iDeCo公式サイト

 

パッと見た感じ、節税もできるし将来のたくわえになるから良さそうですが、私のように低年収(300万円くらい)の人は、idecoをするとかえって苦しくなってしまいます。

その理由を5つ解説します。

では、まいりましょう。

 

年収300万円台にidecoを薦めない理由5つ

  • 積立額は60歳まで下ろせない
  • 毎月”確実に”お金を余らせないといけない
  • 少し大きな買い物ができない
  • 投資対象を選ぶことが難しい
  • 人生設計を変更しにくい

 

ひとつずつ深めていきましょう。



積立額は60歳まで下ろせない

idecoは、60歳まで下ろせない定期預金のようなものです。

(もちろん、運用利益を狙った金融商品に投資することも可能です。)

毎月積み立てた額を60歳まで持ち越せば、利益は非課税となり老後の備えにはなるのですが、60歳になるまでは緊急事態があっても当てにできません。

20代~50代をトラブルフリーで、かつ変化のない人生を送る人はほぼいないでしょうから「60歳まで」縛りはマイナスです。

なので、idecoは余剰資金がある人がやるべきです。

 

また、年収が300万円台だと手取り200万円ほどで1年過ごさないといけません。

さらに、毎月コンスタントにお金を余らせ、ideco用に積み立てていかないといけませんので、idecoをやる人には半端じゃない覚悟が要ります。

何が何でもidecoのために資金を捻出する!って執念があればやっても良いですが、金額として跳ね返ってくるのは60歳です。

そこまでモチベーションを保てるか、自問自答しましょうね( ´∀` )。

 

なので、年収が300万円台の人にidecoはおススメできません( ´∀` )。

あくまでidecoは、割と良い給料の職場で働いていて、毎月一定額以上確実にお金が余る人向けです。

*ちなみに つみたてNISAはいつでも売却して現金化できます。

 

毎月”確実に”お金を余らせないといけない

idecoをやる場合、毎月一定額を積み立てることになるでしょう。

毎月~万円と言った具合にです。

*これは証券口座でやる場合です。会社でidecoをやる場合、ボーナスから半年分積み立てるパターンもあるようです。

 

毎月積み立てるなら、お金を余らせるための生活をしないといけません。

家計簿をつけるのはもちろんですが、自分へのご褒美的な出費も控えないといけません。

年収300万円台の会社員だと、idecoをやる=禁欲的な日々を送る と言えますので、やはりおススメはできないですね( ´∀` )。

 

禁欲生活の果てに待っているものが、「60歳の時にまとまったお金が入ってくる」はちょっと微妙ですね・・・。

私だったら、禁欲生活に耐えきれず、60歳になる前にあの世行きでしょう(笑)。

”確実に”お金を余らせるって、アクシデントやハプニングを許容できないということなので、ideco分程度のお金は貯金として持っておいた方が良いと思います。



少し大きな買い物ができない

社会人の趣味って良い値段しますよね。

趣味にもよりますが、数万円とか下手すれば10万円以上します。

 

若い時期は二度と戻ってこないので、お金を使って何かに打ち込む経験は尊いです。

そんな時期に、idecoにお金を投じるためにせっかくの若い時間を生きるのは、二の足を踏みますね。

お金のかからない趣味がある人や、節約そのものが楽しいって人は大丈夫だと思いますが、そうでない人は安易にidecoをすべきではないです。

 

節税効果・老後のたくわえの恩恵に預かれるのは、あくまでお金の余る人で、低所得者を救うためのものではなさそうですね・・・。

 

投資対象を選ぶことが難しい

idecoをやるってことは投資対象を選び、投資し続けていくことになります。

そのため、投資先の選択は自分でやらないといけないです。

投資先をミスったら、積立額が目減りすることは避けられません。

 

お金は投資しなければ減らないので、そもそも投資したくないって人はidecoは向いていません。

そんな人は定期預金するか、お金を使わず取っておくほうが良いかもしれません。

現状の法律だと貯金に税金はかかりませんので、貯金は悪くない選択肢です。

 

年収が300万円台と低い人は、生涯賃金もたかが知れているので、投資をミスったら生涯賃金がもっと減ってしまいかねません。

素人が優れた投資先を自分の力で探し当てるのは難しいので、投資って観点からでもidecoはおススメできません。

 

*そこそこの結果が欲しいだけなら、VTI(全世界株式インデックスファンド)が現状の最適解と言われています。また、元本保証・保険型の投資対象もあるそうです。



人生設計を変更しにくい

20代、30代の人は会社や周囲の人間関係が変化し、人生設計が頻繁に変わる年代です。

働き盛りの年代に差し掛かると、結婚とか転勤とか引っ越しとか普通にあり得ます( ´∀` )。

その時に、まとまったお金が必要になります。

 

年収が300万円台でidecoをやっていると、10数万円~数百万円をパッと作る事が難しいので、有事の際に身動きが取れなくなります。

そうなると、金銭的に追い込まれるでしょうし、idecoも続けられなくなってしまうでしょう。

なので、給料が低いなら、idecoまで回せるお金の余裕はないでしょう。

低年収な人は無理せず貯金し、idecoは二の次で良いと思います。

貯金もideco同様、税金はかかりませんからね( ´∀` )。

無論、私もidecoは二の次です(笑)。

 

500万円貯まったら、毎月5万円以上お金が余るなら、idecoに手を出して良いかも

たとえ低年収でも、ideco用にお金を用意できるなら、やり始めても良いのではないか?と思います。

*500万円って額は個人的な感覚です

500万円あったら、5年分以上はideco資金として使えますし、毎月5万円以上余裕で余るなら検討の余地はあると思います。

しかし、idecoを最優先するのは辞めましょう。

あくまでも、

  1. いざって時の貯金(生活費1年分くらい)
  2. つみたてNISA(ひと月最大掛け金33333円)
  3. ideco

の順番が適切だと思います。

貯金があって、つみたてNISAを満額積み立てても まだ余裕がある人が、idecoに手を出すべきです。

 

私はidecoに手を出すことを諦めておりません。

年収が300万円台、つまり年間の手取りが200万円くらいでも、固定費などを見直していけば年間50~100万円を余らせることは不可能ではないからです。

これまで私が実際にお金を余らせてきた方法は以下の通りです👇。

 

本記事は以上です。

最後にポイントをまとめます。

 

  • 積立額は60歳まで下ろせない
  • 毎月”確実に”お金を余らせないといけない
  • 少し大きな買い物ができない
  • 投資対象を選ぶことが難しい
  • 人生設計を変更しにくい
  • 貯金があったり、毎月お金を十分余らせることができるなら、idecoを始めてもいいかも

 

そろそろidecoを申し込もうか、検討してみましょうかね( ´∀` )。

 

今日はこの辺で。

 

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