大学生時代、プリンターを買わずに過ごしました。
過去に家電量販店でプリンターを売るバイトをしていたので、多くの人よりは詳しいつもりです。
最初に申し上げておくと、私は今後もプリンターを買う予定はありません。
*ちゃんとストレートで大学・大学院は卒業してます
本記事は「大学生ってプリンターって持つ必要あるの?お金ないから買わずに済んだら嬉しいのだけど・・・。」って声にお答えします。
私も大学生時代(もとい貧乏時代)はそうでしたが、大学生ってたいていお金が無いので、余計な買い物をするわけにはいきません。
当時の私は、「プリンターってわざわざ買う必要あるかな?使いたくなったら友達に頼めるし、買わないでおこうかな?」って考え、実際に買わない選択をしました。
以下、その決断が正解だった話を解説していきたいと思います。
では、まいりましょう。
大学生時代にプリンターを買わなくて正解だった理由6つ
プリンターを買わないで正解だったなぁ~と思った理由は以下の6つです。
- 大学に学生証とUSBを持ち込めば使えるプリンタがあった
- コンビニのプリンタが安くて便利だった
- 年賀状を書かなくなった
- Wordファイル、Excelファイル、PDFファイル形式での課題提出が多かった
- 時代の進歩で、色んな場所で「紙 ⇒ 電子」処理が進んだ
- プリンタは集団の中に1個あるくらいが丁度よい
ひとつずつ深めていきましょう。
大学に学生証とUSBを持ち込めば使えるプリンタがあった
これは入学当初に大学の先輩から習いました。
全部の大学がそうかはわかりませんが、学生証とUSBさえあればプリンターを使わせてくれる大学もあるそうです。
(受験勉強頑張ったし、入学金や授業料を払ってるんですからこのくらいはあっても良いですよね( ´∀` ))
この事実を知る前に「とりあえず大学生になったんだし、プリンターも買っておくか~」ってなった同級生は、見事にプリンターは置物と化していましたね( ´∀` )。
(数年後、ホコリ被っていたのは言うまでもありません)
ロクに使いもしない置物に数万円使っちゃったのは、無駄遣いでしかありません。
プリンターを買う前に、大学の設備をよく調べてみましょうね( ´∀` )。
当時の私と同様、お金がなくて困っている大学生は服や教科書も買わないほうが負担が減ります。
コンビニのプリンタが安くて便利だった
大学にプリンターが常設されていなくても、失望することはありません。
プリンタはほぼすべてのコンビニに置いてあるからです(会社で使えるガチ仕様です)。
(田舎のコンビニだと置いてないとこもありますが)
コンビニのプリンターは”これでもか!”というくらい説明が丁寧です。
(店員さんがイチイチ対応したくないだけなのかもしれませんが)
なので、コミュ障気味の人でも心配ご無用です。
また、コンビニのプリンターなら、白黒1枚10円で出来ますから、「大型レポートを紙で提出しないといけない」ってシチュエーションに遭遇しても、プリンターを買うよりはるかに安上がりですよ( ´∀` )。
(プリンタはインク代込みで2万5千円くらいします。ちなみに安物プリンターだと印刷が汚い場合があります。)
大学生だった時、コンビニのプリンターには何度かお世話になりました。
大雑把な計算ですが、5000円分も使っていません。
こんなこともあり、プリンターを買わなくて正解でした。
年賀状を書かなくなった
これは時代の流れですね。
今やLine、SNSで新年の挨拶をする人も珍しくなくなりました。
その影響で、若い世代を中心に一気に年賀状が廃れましたね( ´∀` )。
元・家電量販店の店員目線で言わせていただくと、年賀状をコスパ良く作れるって謳い文句はプリンターを売るための常套句です。
そして、その「プリンタが売れるマジックフレーズ」は年々効力を失っていきました。
年賀状みたいに「コスパ良く作れたら嬉しいな」ってものが廃れちゃったら、プリンターは売れなくなりそうですよね。
*年賀状をしっかり作って出す必要のある人は、プリンターはあって良いです。人様に日頃の感謝を伝える手段としては、年賀状は素晴らしい手段だと思います。
Wordファイル、Excelファイル、PDFファイル形式での課題提出が多かった
大学ではテストもありますが、課題・レポート提出をしないと単位が取れません。
単位を取らないと卒業できないので、課題やレポートはちゃんとやる必要があります。
私が大学生の時「A4の紙で20枚以内」みたいな、紙媒体での提出要求はほとんど見かけませんでした。
ほとんどのレポートはExcel、Word、PDF形式で提出した記憶があります。
(2010年代前半のキャンパスライフでこれですから、今じゃもっと電子化が進んでいることでしょう)
レポートを紙で提出する場面が少なかったので、プリンターが活躍する場面も少なかったです。
恐らく、社会人である現在も今後も、プリンタの出番は少ないことでしょう。
なので、プリンターは買わないほうが正解でした。
時代の進歩で、色んな場所で「紙 ⇒ 電子」処理が進んだ
ITテクノロジーの発達に伴い、紙 ⇒ 電子 へのシフトが進んでいますね。
例えば、今の職場じゃ紙の書類を用意して、ハンコ押してもらったりしなくなりました。
電子化の流れもあり、職場でプリンター使う機会はグッと減りましたね( ´∀` )。
最近じゃ、新型コロナウイルスの影響もあってか、役所の手続きも電子・簡略化されてきましたよね( ´∀` )。
入り口にタブレットが置いてあって、タッチパネルでポンポンと手続きが出来るようになったので、プリンターが撤去されないまでも、隅に追いやられる日もそう遠くないかもしれません。
企業、行政といった大きな集団ですらプリンターの出番が少なくなってますが、個人ではどうでしょう?
例えば娯楽に関していえば、ネトフリとか通販とかはスマホで全部完結するので、基本的にプリンターの出番はないです。
また、紙媒体で手続する機会すら減っている印象です。
ここ数年で紙で手続きしたものは
- ふるさと納税
- 証券口座開設
- 確定申告
がありますが、自分でプリントアウトしたものは一つもありませんでした。
これら3つはちゃんとしたフォーマットが用意されて、自宅へ郵送されますから、やはりプリンターの出番は今後もなさそうです。
どうしても使わないといけない時は、コンビニ行けば良いですしね( ´∀` )。
【職場で実感】プリンタは集団の中に1個あるくらいが丁度よい
会社に勤めると、通常プリンターは置いてあります。
先ほどももうしあげましたが、ITテクノロジーの発達に伴い個人がプリンターを使う機会はグッと減りました。
しかし、たまには使います。
個人的な感覚ですが、15~20人分のニーズをプリンター1台で賄えてしまう感じです。
個人がプリントアウトする機会が減っている事、プリンターの機能(ランニングコストや耐久性)が進化している事が相互作用したことを考えると、割と適正な感覚だと思います( ´∀` )。
なので、プリンターはひとり1台体制だと持て余すと考えます。
15人~20人くらいの集団に1個くらいが丁度良いのかもしれません。
本記事は以上です。
最後にポイントをまとめます。
- 大学に学生証とUSBを持ち込めば使えるプリンタがあった
- コンビニのプリンタが便利だった
- 年賀状を書かなくなった
- Wordファイル、Excelファイル、PDFファイルでの課題提出が多かった
- 時代の進歩で「紙⇒電子」処理が進んだ
- プリンタは集団の中に1個あるくらいが丁度よい
性能の良いプリンターは毎年出てきていますが、ご自身の生活と時代の変化を踏まえて買うべきかどうか判断しましょうね( ´∀` )。
今日はこの辺で。