
2017年に買った銅の排水ゴミ受けを使い続けている会社員です。
銅の排水ゴミ受けは、長年にわたり我が家の流し台のレギュラーです。
私は大学で化学を専攻していたので、その知識を銅製排水ゴミ受けのメンテナンスに活かしています。
本記事で紹介する方法は、今でも実践し続けており、本日もゴミ受けは能力を発揮しています。
本記事は
「銅の排水ゴミ受け買ってみたけど、2~3週間くらい経って効果がなくなった気がする・・・」
「銅の排水ゴミ受けの効果が持続する方法が知りたいな。」
「変色したらもう使えないのか??」
そんな声にお応えする内容です。
最初に銅の排水ゴミ受けについてザっと確認しましょう。
- 消臭効果
- 防虫効果
読者様が銅の排水ゴミ受けに期待する効果はこれら2つだと思います。
そして、これら2つの効果は変色したら(銅が露出していない状態なら)期待できません。
以下、これら2つの効果を半永久的に持続させるコツをお伝えします。
(必要な物は600円くらいで揃えることが出来ます)
参考までに、本記事で紹介する方法でこうなります👇。
ビフォー
アフター
黒く変色した部分が綺麗になり、銅が再び しっかりと露出しましたね( ´∀` )。
これで消臭・防虫効果も復活です。
(虫の発生しやすい夏場でもバッチリ効果が期待できますよ( ´∀` ))
を繰り返せば、何年も使えますので、具体的な方法・手順をお話しします。
では、まいりましょう。
【変色対策】銅製排水ゴミ受けを長く使い続けるコツを化学専攻が解説
以下の手順を踏みます。
- ビニール袋をゴミ受けに被せ、シンクにセットする
- 水道水・クエン酸を投入
- 1時間放置
- 重曹を投入、泡立つのが終わるまで待つ
- ゴミ受けをブラシで磨く
ひとつずつ深めていきましょう。
ビニール袋をゴミ受けに被せ、シンクにセットする
この手順は次の手順につながる仕込みです。
ビニール袋に穴が開いていないことが重要なので、破かないように焦らずていねいに行いましょう。
被せます
シンクにセット
*この時、ビニール袋に穴が開いてないことを確認してください
水道水・クエン酸を投入
こんな感じにやりましょう。
👆ゴミ受けが浸るくらい水を入れます
👆クエン酸を入れます
水道水、クエン酸を適量加えます。
量は適当で構いません。
目安として、水200mlにクエン酸の量は大さじ3杯分くらいあれば十分だと思います。
1時間放置
ゴミ受けをクエン酸に漬けたまま1時間放置しましょう。
ゴミ受けのゴミ・汚れを浮かせ、落としやすくするためです。
クエン酸水は遅効性なので、じっくりと働いてもらいましょうね( ´∀` )。
重曹を投入、泡立つのが終わるまで待つ
次に重曹を投入します👇。
その際、シュワシュワと泡立ちます👇。
泡立ちが収まるまで、しばらく眺めていましょう。
袋を破らないように、左右に袋を軽く振ってみても良いですね。
(個人的に好きな眺めです( ´∀` )。)
このシュワシュワのおかげで、ゴミ受け表面の汚れや変色部分がこすり落としやすくなります。
ゴミ受けをブラシで磨く
ブラシでこすりましょう。
結構、汚れが落ちてびっくりすると思います。
重曹・クエン酸は無害ですが、肌荒れが気になる人は手袋をしましょうね( ´∀` )。
汚れをこすり落としたことにより、再び銅がむき出しになり消臭・防虫効果が復活します。
ゴミ受けの変色って汚れがついてただけってケースが圧倒的に多いので、案外簡単に復活できます。
(上述の掃除をしても、表面が黒いままなら完全に酸化してしまっています。そうなってしまったら、大人しく買い替えましょうね( ´∀` ))
👆凄い綺麗になりました
夏場で虫が沸かず、消臭効果バツグンな銅の排水ゴミ受けはおススメ!
銅の排水ゴミ受けは良いです。
夏場の生ごみからは悪臭が立ち込め、虫も沸きやすくなりますが、銅の排水ゴミ受けがあればそんなことは起こらないです。
とりあえずゴミ受けに一晩溜めておき、水を切ってから翌朝処理することになるのですが、臭いも虫も無いので、処理する時にストレスも無いです。
そのおかげで、5年以上も我が家の流し台のレギュラーに選ばれ続けています。
ゴミ受けの表面が完全に変色しない限り、使い続けます。
今回の掃除で再び蘇ったので、まだまだ使えますね( ´∀` )。
手入れをちゃんとすれば5年以上は効果を発揮し続けるので、一つの物を長く使い続けたい人は銅の排水ゴミ受けはおススメです👇。
購入する前はシンクの直径を測りましょうね( ´∀` )。
追記:2024年8月現在も、まだ使えています。
今日はこの辺で。