「カッコつけてないか」は常に自問自答しています。
人間は誰しも「他人に良く思われたい」と考えます。
それは自然なことですし、否定する気はありません。
しかし、根底にある「カッコつけたい」に訴求するワードは毎年出てきます。
例えば
「家をもって一人前」
と煽って、人生が歪むレベルの支出をさせようとするハウスメーカーの例は、あまりに有名です。
(所得倍増計画達成に貢献したのも事実ですが)
なので蓄財したい勢は、「カッコつけたい自分」と常に闘わねばなりません。
毎日が生き残りをかけたサバイバル・・・さながらトップアスリートです。
最近よく見かけるのが「スマートさ」です。
(Smart:頭が良い、高性能)
「スマートさ」の象徴はワイヤレス製品です。
しょっちゅう見かけます。
持ち運びもしないくせにワイヤレスキーボード、ワイヤレスマウスを持ち込んで「スマートさ」をアピールしている人を。
ワイヤレスガジェットは買って置いとくだけでOK。馬鹿でもできる。
ゆえに、馬鹿に見える。
いや、色んな現場を渡り歩くエンジニアや音声学習したい主婦さんがワイヤレスデバイスを使うのは理解できるんですよ。
明らかに使用意義はあるますからね。
使う必要がない人が「スマートさ」の演出にワイヤレス製品を使うことを嘲笑っているのです。
皮肉なことに「スマートさ」にお金を使う人はスマートではないことが多いのです。
「スマートさ」に飛びつく人は、陰で笑われているかもしれません・・・。
少なくとも、私には笑われています(笑)。