「株安になったらインデックスファンドを割安で仕入れるんだ!だから楽しみ!!」
みたいな理由ではありません。
もっとクズな理由です。
ちょっと世の中の話をします。
若い人が「出世はどうでもいい」と考え、実際に行動に移していることに若干の危機感を覚えています。
- 飲み会断って浮いたお金でオルカン購入
- 車を買わないでオルカン購入
- 残業せず推し活orオルカン購入
これらを粛々とこなし、蓄財に励んでいる人がネット上で多い印象です。
そうして10年くらいで金融資産2000万円を達成し、サイドFIREとか転職とか考えだす。会社の上層部のいうことを聞かなくなる。30代~40代のコア人材が消え、残った人が割を食う・・・。
一連の作業を、新入社員~5年目くらいの収入でも手軽に実現可能なことは問題に感じます。
さらに蓄財を達成してしまうと、勝ち逃げを許してしまう。
これらは上司や年配社員からしたら面白くないのは明らかです。
「会社員だろうが・・・若いんだからもっと身を削れよ!経験に投資しろよ!派手に遊べよ!」
くらいには思われていることでしょう。
でも思ったところで若手は考えを変えないことしょう・・・。
そう思うのも無理もないでしょう。
年金支給額の減少は決定的ですし、社会保険料は上がるし、物価は上がるし・・・金融資産にすがりたくなる気持ちもわかります。
ただ、真面目な労働者あってこそ金融資産でリタイヤ生活が可能なので、「セミリタイヤ、サイドFIREは異端、目指すなんて言語道断!!」って流れが個人的には欲しいところです。
そこで待ち遠しいのがオルカンの大暴落です。(やっと本題にもどります)
世界的な株安といってもいいでしょう。
投資している若い世代は経済が右肩上がりじゃないと都合が悪いので、ぜひ一回ガツンと資産額を下げて絶望してほしいです。
「うわぁ!せっかく投資してきたのに一気に含み損!!」
「はやく損切りしなきゃ!!」
「毎月10万円もつみたててきたのに水の泡!!!」
ってなるのが目に浮かびます。
資産が減るということは、自分が毎月コツコツやってきたことが全否定されるわけですから無理もありません。
そこで絶望している人の方に手を置き「ほら、投資なんてするからだよ・・・真面目に働こっか♪」と囁けばヤングは絶望でしょう。
こうして、働き続ける人がたくさん生まれると期待できます。
氷河期世代も株安、就職難があって社畜になった経緯がありますから、現役世代にも株安イベントはそれなりに効くはず・・・。
蓄財に頓挫し、嫌でも出世を目指さざるを得ない、目指さないと死に直結するくらいの状況になったら日本の将来は安泰です。
やはり若者は働かせないとダメですよねww。
若者の海外逃亡?大丈夫です。彼らにそんな胆力はありません。
英語すらロクに話せないでしょう。
周りが仕方なく真面目に会社勤めをするようになれば大多数は流されますのでモーマンタイ。
以上、氷河期世代の再現、若者の社畜化が進めば、私の老後は安泰なので株安が楽しみってお話でした。
我ながら自分勝手な考えだなぁと思いますが、こういう考えの奴が蓄財に成功するんですよ。
覚えておいてください。
いずれ来る株安を乗り越える若者が何人出てくるか・・・
彼らの阿鼻叫喚をBGMにのむワインって旨いんだろうなぁww。