アボカドの水耕栽培に魅せられた会社員です。
本記事は「アボカドの種を水耕栽培したいけど、どうやって育てればいいの?」って疑問に、実際にアボカド水耕栽培の経験者としてお答えします。
大学生のころ、植物を使った研究をしていたこともあり、栽培や土いじりに関する論文は読み散らかしていました。
なので、どう育てたら良いか、おおよその見当はついてました。
しかし、現在は会社員ですので、日中に植物の世話をできません。
そこで目を付けたのが水耕栽培でした。
水耕栽培は手間もお金もかからず、葉っぱや種や根っこなど、目に見えて変化が楽しめるので生活に取り入れやすいし続けやすいです。
今回はアボカド水耕栽培の根と芽が出てくるまでについて、栽培データと注意点を交えて解説します。
実体験を通じて得た水耕栽培を始めるための情報のすべてをお伝えしたいと思います。
では、まいりましょう。
【アボカド水耕栽培】育て方と6月~11月までの途中経過を解説
- アボカド水耕栽培のやり方
- 水耕栽培のメリット、注意点
- 6月~11月までの途中経過
の順番でまとめます。
アボカド水耕栽培のやり方
気を付けることは以下の3つです。
- 水換えの頻度 1日1回(朝か夕方)
- 容器 ペットボトルで手作り(後述します)
- 場所 日当たりの良い窓際
すべきことはシンプルですが、1と3は両方やらないと水耕栽培はうまくいかないので毎日達成しましょう( ´∀` )。
毎日の水換えは朝に行なっても良いですし、就寝前にやっても良いです。
皆様のご都合で、やりやすい時間帯で行ないましょう( ´∀` )。
同じリズムで、ご自身のルーティンに組み込むと習慣化は楽ですよ。
水耕栽培のベストポジションは日当たりの良い窓際です。
理由は外敵に狙われないからです。
私は過去にベランダで水耕栽培していたら一回カラスの襲撃に遭ったことがあるのでおススメはしていません。
次に水耕栽培に必要な容器について解説します。
アボカド水耕栽培用の容器はペットボトルで作ろう!
500ml以下のペットボトルが良いです。
アボカドの種が大きくないのと、窓際に置くことになるからです。
👆印をつけた部分を切り落としましょう。
飲み口部分は頑丈にできているので、私はのこぎりを使いました。
大変な人は飲み口部分はノータッチでもいいと思います。
後述しますが、アボカドの種に水を浸けることができれば問題ありません。
ペットボトルの水耕栽培セットの詳しい作り方は参考記事をご覧くださいませ<(_ _)>。
アボカド水耕栽培のメリット2つ
- 虫が湧きにくい
- 管理の手間が最小限
これは忙しい会社員にとってはありがたいメリットですね( ´∀` )。
帰宅して植物が無残に腐っていたら、疲れは倍増ですよね。
水耕栽培の場合、水は毎日交換しますから、水が腐ったりしません。
なので虫が湧く可能性は低いです。
30℃を超える真夏日でも全然大丈夫ですよ。
会社員は日中はお仕事、夜は寝ないといけませんから、そこまでの時間を植物に割くことはできません。
(家族持ちなら、もっと避ける時間が減ってしまいます)
そのことを踏まえると、会社員と水耕栽培って相性抜群です。
以上、メリット2つでした<(_ _)>。
アボカド水耕栽培の注意点3つ
- 種には上下がある
- 発芽に適した温度
- 種の3分の1~半分くらいを水に漬ける
種の上下は覚えておきましょう。
👆割れた種の画像をご覧ください。
とんがっている方から種が割れて芽が出て、丸まった方からは根っこが出ます。
とがった方を水をつけても何も起きませんので、丸い方を水につけましょうね( ´∀` )。
まずは根っこを伸ばさせ、数をじっくり増やしましょう。
次に栽培に適した温度についてです。
これはアボカドが自生する環境のデータを調べればバッチリです。
アボカドはアメリカやメキシコを中心に生息している植物です。
そのため、15~20℃が発芽に適しているそうです。
種から発芽、根を伸ばさせるには環境を整えることが大切です。
なので、6月を水耕栽培スタートの時期に調整しました。
(私は富山県在住で、6月でも普通に寒い日があります)
*いったん発芽すれば、あとは水を取り替えさえすれば根っこはスクスクと育っていきます
最後に、種に水を漬けることについてです。
種の下3分の1を水に漬けるのは結構難しく、専用の道具を探すことは困難です(一応、Amazonで売ってますが そこそこ高いです)。
繰り返しになりますが、その問題を解決してくれるのがペットボトルです。
ペットボトルって水耕栽培に対してかなり合理的な構造をしているので、ケチな人に限らずお金がある人にもおススメです。
追記
・発芽後、種の半分くらいを水に浸けておくと発育が良いです。
根っこさえ水に浸ければ良いかと思ったが、種にも浸けるべき。
種は半分ほど水に浸ければ根っこがたくさん増えて、葉っぱも大きくなるようだ。
間引きしたらその分茎が伸びた。#アボカド #水耕栽培 #アボカド栽培 pic.twitter.com/zlazX9fSf1
— Yoshiakiブログ (@yoshiakipote) September 8, 2021
以下、アボカド水耕栽培の経過になります。
2021年6月15日 アボカド水耕栽培スタート!
上のような感じで、アボカド水耕栽培スタートです。
平日昼間は会社で働いているので、朝に水替えを行なっています。
所要時間は20秒くらいです。
うん。私でもできます(笑)。
繰り返しの作業はとても簡単で助かります。
2021年6月30日 種の下半分が割れてきました
ある日のことです。
ペットボトルから取り出してみました。
いじってないのに、アボカドがパックリと割れてしまいました。
すこーしわかりにくいですが、割れたところから根っこが出てきていますね( ´∀` )。
種の丸みのある部分が割れて、そこから根っこが出てくる様子を観察しました。
毎日お水を変えて、しっかり窓際に置き続ければ、いずれ姿を変えます。
2021年7月8日 割れたところから根っこが出てきました
ここまで根っこが伸びてきました( ´∀` )。
数日観察した限り、根っこが生えてきてからは毎日ハイペースで伸びてくれるみたいです。
水耕栽培を始めて、根っこが良い感じに生えてくるのは1カ月くらいかかるみたいですね( ´∀` )。
不断の努力で殻を破り、根っこを張りめぐらし、まずは基盤を整える。
茎部分が成長し始めるのはここからでしょう。
まるで人間が成長する過程みたいですね( ´∀` )。
アボカド水耕栽培から人生のレッスンを受けている気分です(笑)。
とても勉強になりますね( ´∀` )。
2021年7月25日 芽が出てきた!
根っこがある程度伸びてきたら、上に向かって芽が伸び始めてきました。
殻が割れて、根っこがニョキニョキ伸びてきてから大体2週間です。
茎もそうですが、根っこもまだまだ伸びそうですね。
追記
種の真ん中からどんどん根っこが生えて太くなっていき、そこから増えるようです。
2021年8月11日 茎が伸び、葉っぱがついた!
現在はこんな感じです。
茎が上に伸び、葉っぱが何枚かつきました。
青々としてて、みるからに健康的です。
観葉植物っぽくなってきましたね( ´∀` )。
2021年11月14日 間引きをしました
冬を越すために葉っぱを間引いた。
アボカドの冬越しは水不足が原因で失敗するケースが多いらしい。
水耕栽培なので水不足は恐らく大丈夫なはず。
部屋が氷点下になるとは考えにくいので無事に冬が越せることを願う。
何事もチャレンジです。 pic.twitter.com/4uRWu3FTDN
— Yoshiakiブログ (@yoshiakipote) November 14, 2021
秋口になり、葉っぱの端っこが枯れることがありました。
そのため、葉っぱを間引いて栄養を貯めこむようにしました。
間引いたせいか、心なしか元気を取り戻したように感じます。
適度に間引いて、富山県での冬超えにチャレンジします。
追記
2022年の5月ですが、アボカドは元気です。
3年かかりましたが、越冬を成功させることができました。
冬を越すことができたのは根っこを太くなるように育てたことと、カビ対策を入念にしたからと自負しています👇。
今日はこの辺で。