私はこれまで、「仕事で使わない資格を取って」20万円儲けてきました。
“資格を活かして収入を上げた”ではなく“資格取得だけ”で稼いでいます。
(なお、今後も稼ぎ続ける予定です)
これは、職場にある「資格取得で報奨金が出る制度」を有効活用した結果になります。
会社員として、会社の制度を正しく行使しているだけなので合法なやり方です。
そのため、皆様がお勤めの会社で似た制度があれば活用してみても良いんじゃないかと思います。
以下、これまで取ってきた資格、資格取得のコツ、この稼ぎ方が楽しい理由についても解説しますので、興味のある人はぜひ最後までご覧になってください。
では、まいりましょう。
資格を取って会社の報奨金制度で儲ける方法【20万円稼いだ副業】
この方法を遂行するために必要な考え方と戦略は以下の通りです。
- 資格は趣味。仕事に生かす気はない
- 【鉄の掟】報奨金-取得費用>0 は絶対厳守!
ひとつずつ深めていきましょう。
資格は趣味。仕事に生かす気はない
控えめに言っても、私は毎年評価の低い会社員です。
(S、A、B、C、Dのうち、毎年C評価といった感じ)
そして、“社内でついてしまった低評価をひっくり返そう!”って気概はありません。
悪い評価を覆すには相当な苦労を伴うでしょうし、成果が出ても月数千円程度の昇給で、割に合わないと判断したからです。
なので、資格を取っても無闇にアピールはせず、淡々と報奨金の申請を済ませ、受け取るだけです。
あくまで資格は趣味。このスタンスを崩さないからこそ、この稼業は成立していると思います。
このやり方は、ゲーム性があって私には合っていたみたいです。
【鉄の掟】報奨金-取得費用>0 は絶対厳守!
これは重要視している戦略です。
キチンと守らないと、稼業が成立しないからです。
仮に資格を取っても、取得したことで資産残高が減ったら「うわぁ・・・何やってんだ私・・・」ってなったら萎えます。
そのため 報奨金-取得費用>0 となるような資格のみをターゲットとしています。
さらに、「報奨金-取得費用」が数万円レベルのものを選べば、モチベが上がらない日も「受かったら〇万円♪」とやる気ブーストがかかりますw。
(逆に数千円レベルだとやる気が全く起きないです(笑))
むろん全て独学で勉強し、通信教育や予備校は使いません。
最小限の費用で、1発合格をすれば儲かる戦略ですw。
↑皮算用っぽいですが、この方針で結構資格試験には受かっているので(後述)報奨金パワーって凄いなと思いますw。
(私が がめついだけかもしれませんがw)
なお、職場の報奨金制度が財源なので、報奨金額は最新バージョンを要チェックです。
今後も、“鉄の掟”は遵守します。
実務ゼロでも受かる!資格取得のコツ
実務で使わない、つまり「実務ゼロで受かった資格が結構ある」ので、そんな人が資格試験に受かるコツについて列挙します。
(実際に取った資格は後述します)
- 誰でも受験可能な資格を狙う
- Cbt受験できる資格を狙う
- 自宅近くで受験できる資格を選ぶ
- 合格体験記が多い資格を選ぶ
- 自分の専攻と被る領域の資格を狙う
- 資格取得が趣味の仲間を作る
- 通勤時間を活用する
ひとつずつ深めていきましょう。
誰でも受験可能な資格を狙う
実務ゼロな人は、誰でも受験可能な資格を狙うと良いと思います。
民間・国家資格問わず、調べてみると結構あってびっくりしますよ( ´∀` )。
私も「○○(資格名) 受験資格」でググることが多く、ここで資格をふるいにかけ、ターゲットを絞っています。
(ちなみにExcelに資格一覧を作っておいて、ググるマクロを組んでおき、ショートカットを割り当てておくと便利です)
参考までに、資格がある程度集まってくると、「有資格者のみ受験可能」な資格も視野に入ってきます。
FP技能士3級を保有→FP技能士2級受験資格アリ
第2種電気工事士を保有→消防設備士甲種受験資格アリ
などがあげられます。
最初は誰でも受験可能な資格を狙いましょう( ´∀` )。
Cbt受験できる資格を狙う
Cbt(Computer based test)は、自分の都合の良い時間に受験日程を合わせられる形式の試験です。
(とはいえ、受験期間は決まっていることが多いです。7月~8月末までの間に受験する、みたいな感じ。)
仕事をしている人にはありがたい形式ですね( ´∀` )。
また、合否もすぐにわかり、試験終了から合格発表までの“ヤキモキする時間“を味わわなくて良いです。
合格がサッサと分かれば、帰り道に祝勝会の買い出しもできますしね(笑)。
自宅近くで受験できる資格を選ぶ
資格によっては、お住まいの地域で受験できないこともあります。
県外遠征となると交通費はバカにならず、【鉄の掟】を守れないこともあります。
そのせいで、私は何個か見送った資格があります・・・。
北陸住まいのデメリットですね(笑)。
関東住まいの人は、あまり考えなくていいことかもしれません。
交通費は、キチンと把握しておきましょうね。
ベストは自宅から徒歩圏内です。
合格体験記が多い資格を選ぶ
ネットが発達している以上、利用できる情報は利用すべきだと思います。
参考になるのは合格体験記です。
それも企業やインフルエンサーではなく、個人が発信しているものです。
勉強法や使ったテキスト、時間の捻出方法など、とても参考になります。
注意点として、一人を深堀るのではなく、何人も見て「合格に必要そうな共通項」を書き出し、戦略を練るのがベターです。
使うテキスト、時間の使い方など、合格者の足跡を辿れば、難関資格も案外楽に取れちゃったりします。
(QC検定2級、FP技能士2級は、我ながらスピード取得できたと自負しています。気になる人は最下部のまとめをご覧になってください)
自分の専攻と被る領域の資格を狙う
自分に馴染みのある領域で勝負できれば、実務ゼロはさほどハンデにならないです。
- 商業高校の人は簿記にチャレンジする
- 工業高校電気科の人は電気工事士にチャレンジ
みたいなノリで大丈夫です。
私は大学で化学を専攻していたので、毒物劇物取扱者試験、甲種危険物取扱者試験(化学専攻なので受験資格あり)を狙っています。
資格取得が趣味の仲間を作る
情報共有、モチベーションの維持に仲間は役立ちます。
辛い練習を仲間と乗り越える部活動を想像してもらえればわかりやすいと思います。
ネットで探せば、案外簡単につながれますし、取得したら感謝を述べて抜ければいい。
顔も声も知らない人との交流、私はそんな感じでネット上の資格取得サークルに在籍した経験があります。
ネットとはいえ、本人発信の生情報が多く、参考になったので、友達がいない人でもOKです。
※参考までに、私は友達と呼べる人が10人もいません。
通勤時間を活用する
私は職場まで往復1時間、電車通勤をしています。
ほぼ毎回座れるため、通勤時間は資格取得の時間に使っています。
目標のために時間を使うのは意外と苦しくなく(むしろ楽しい)、有効利用できているなと思います。
徒歩、自家用車など、通勤手段は様々だと思いますが、「この方法なら続けられる!」って方法を編み出せると、勉強時間をグッと増やせると思います。
次は、報奨金で稼がせてもらった資格たちを紹介します。
実際に取った“使わないけど報奨金が出た”資格たち
以下の資格を取得しました。
皆様の興味をひくものがあれば幸いです。
QC検定2級
職場が受験費用、テキスト代も出してくれたので丸儲けが狙えました。
要領良く合格するためのキーワードは“捨てること”です。
ちなみに、私は品質関連業務をしたことが一度もありませんw。
自主保全士2級
同上。受験費用、テキスト代も会社が出してくれたので丸儲けが狙えました。
問題集を回していけば合格できる程度の難易度なので、これといった工夫はありません。
ゴリゴリ解きまくるだけです。
製造現場には5年くらいいましたが、保全を担当したことは一回もありませんw。
G検定
当時、新しい資格として会社が注目したのか、バグった報奨金額が設定され話題になったので即受験しました。
受かったおかげで、報奨金で冷蔵庫を買い替えることができました。
IT系資格は難易度の割に報奨金額が高い傾向があります。
業務ではディープラーニングのデの字も出てきませんw。
IoTシステム技術検定中級
バグった報奨金額が設定されたので受験しました。
過去問のない試験でしたが、攻略法は見出せたと思います↓。
機械安全エンジニアB
テキスト代、受験料は職場もちでしたので、報奨金は丸儲けでしたw。
珍しく職場から取るよう言われたため受験しました。
落ちる人がまあまあ居たため、私が実践した裏技をYouTube、noteに発信するに至ります。
合格しましたが、まだ安全関連の業務は回ってきておりませんw。
第二種電気工事士
「マイホーム持ったらDIYとかで要るかなぁ~?」が受験動機。
なんと報奨金の対象だったので受験しました。
筆記はテキスト一冊とネットの過去問、実技は実技用セット(HOZANのツールが神)とYouTubeで対応。
むろん、会社で電気工事の業務はありません。
FP技能士2級
なぜかFP技能士はみんな欲しがるので、かねてから興味がありました。
お金は大好きですし、受験を通じてお金に関することを体系立てて学べると思いました。
もちろん、【鉄の掟】をキチンと守れるか確認し、ちゃんと儲けが出ると判断し受験しました。
(3級は報奨金の対象外でしたが、2級の報奨金が結構多かったので余裕でペイできました)
なお、私は電気設計が仕事なので、FP技能士資格は業務と一切関係ありませんw。
ちなみに3級は8000円、2級は1.34万円と、かなり安く取得できます。
興味のある人は最下部に各資格試験の攻略法をまとめたので是非ご覧になってください。
こんな感じで、制度を使い倒しまくって稼いでいます。
「制度を使い倒す」と生き方は楽しい
端的に、楽しいです。
具体的にこんな楽しみを得ています↓。
- 資格報奨金は、“ちょっとした副業”
- 肩書で遊べるw
ひとつずつ深めていきましょう。
資格報奨金は、“ちょっとした副業”
冒頭で申し上げた通り、通算で20万円稼いでいます(そのうち50万は到達しそうです)。
今の職場では多くの資格に報奨金が設けられており、ターゲットは多い状態ですw。
私は通勤時間が主な勉強時間なので、「儲けに繋がる有意義な時間」を毎日過ごせていて満足です。
こんな感じで、ダメダメ会社員を続けつつも、“ちょっとした副業”で楽しく生き抜いていこうと思います。
目標は100万円儲けることです。
肩書きで遊べるw
これは資格取得の副作用みたいなもので、資格がある程度集まってから気が付いたことです。
報奨金がつく程度の資格は、それなりに権威があるようで、持っているだけで驚かれることが多々あります。
「化学専攻なのにIT系の資格いっぱいあるんだね!」
「技術者なのにFP2級持ってるの??」
「え、フォークリフト運転できるの?」
みたいな感じで、
「~なのにこんな資格持ってるの??」
と驚かれることを楽しんでいます。
誰かが言っていましたが「人生にサプライズを」を体現できているのは良いですね( ´∀` )。
このうれしい“副作用”とは、今後も仲良く付き合えそうです。
まとめ
会社の制度を正しく活用すれば、資格取得は「趣味×副業」として成立し、楽しみながら収入を得ることが可能です。
もしあなたの職場にも似た制度があるなら、ぜひこの戦略を参考にしてみてください。
今日はこの辺で。
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