
貯金は1000万円以上あり、現在は賃貸物件に夫婦二人暮らしをしています。
共働きなのもあり、「賃貸に住み続けるか 持ち家にするか」を金銭的に選べる立場にあります。
そのため、家を買わないとどんなメリットがあるか、家を買ったらどんなことが起こりうるか・・・。
色んな側面を考慮すると、家を買わないことは意外と幸せだな・・・ということです。
言い換えると、「家を買ったから起こる金銭的不利益を受けない」になります。
その内容を、本記事でお話ししていきます。
では、まいりましょう。
家を買わない人は幸せな理由5つ【一生賃貸でもOK】
以下、家を買わない人は幸せだと考える理由です。
- 大金を一瞬で失うイベントを回避できる
- 「高齢者は部屋を貸してもらいにくい」ままだと不動産経営が難しくなる
- 不動産価格は下がり、買ってもメリットが無い
- 税金が上がる可能性がある
- 収入が下がって家賃も下がる可能性が高い
ひとつずつ深めていきましょう。
大金を一瞬で失うイベントを回避できる
どんなに安い家でも、頭金などで数百万円~数千万円は一瞬で吹っ飛ぶことになります。
一括支払いでも、ローン返済にせよ、自分の財布から大金が無くなることは変わりません。
家を買わないでいると、大金放出イベントは無くなります。
家は一生で一番大きな額の買い物になる可能性が高いです。
その買い物をしないで済んだらシンプルに生きやすくなります。
なので、金銭的に将来が不安な人は家を買わない方が幸せと考えています。
今は年金制度もアテにしにくいので定年を気にせず働いて、毎月の家賃さえ支払う覚悟さえあれば大丈夫です。
無論、私は死ぬまで現役でいるつもりです。
(変な話ですが、家賃を支払う義務感があれば割と年齢に負けず働けるものらしいです)
年金も追い風になりますしね。
「高齢者は部屋を貸してもらいにくい」ままだと不動産経営が難しくなる
以下、不動産を売る側&貸す側のお話です。
最近よく聞く言葉ですが、これは住宅メーカーが作った言葉です。
住宅メーカーはあの手この手で家を買ってもらいたいので、”思わず家を買いたくなる言葉”を会社を上げて開発しています。
普通に考えたら毎年空き家が増えるにしたがい、家を売りたい人がどんどん増えて、家を買いたい人がどんどん減っている現状を考えると、「高齢者に家を貸さない」スタンスを貫いたら不動産経営は破たんするでしょう。
背に腹は代えられなくなった不動産業界はどうするか・・・
人口の多数を占める”高齢者”にも手広く家を貸すしかありません。
家を借りたい高齢者を拒めなくなります。
なので、高齢者が家を買っていなくても問題ないです。
私がおじいちゃんになる頃には「家を持たない人の優位性」なんて本が書店に並んでいるんじゃないか?とさえ思います(笑)。
不動産を買っても金銭的メリットが無い
家を買ったら、遅かれ早かれ売りに出すものです。
日本で家を買った場合、数年~数十年経ったら値下がりした状態になります。
「持ち家は資産になる」と言う人は多いですが、ぶっちゃけ金銭的にメリットはありません。
*不動産額が値上がりしたケースは例外です
普通に家を買い、値段が下がり、捨て値で売却し、大金を失う・・・。
この現象が数千万円単位で起こります。
要するに「大金を突っ込んだのに、全然見返りのない取引」に他なりません。
もっと言葉を選ばずに言うなら「大負けクソトレード」です。
収入が限られている会社員だったら(ましてや低収入だったら)、大損する可能性の高い取引は避けるべきでしょう。
家を買わないことで、この悲劇的な未来を回避することが出来ます。
税金が上がる可能性がある
少子高齢化社会は”働き手の税金が増えていく社会”でもあります。
私も会社員ですので、毎年税金が上がり続けているのは確認しています。
少子高齢の傾向が続く限り、税金が上がる傾向も変わらないでしょう。
そんな働き手にマイナスな環境にも関わらず、毎年給料を上げ続けられる人はごく一部です。
数千万円の住宅ローンを完済できる人も また然りです。
(事実、コロナ騒動でローンが払えなくなった人は沢山出てきましたよね。)
なので、わざわざ家を買って「ごく一部の人間しか成し遂げられない借金返済チャレンジ」に挑む必要はありません。
更に、チャレンジをミスったら人生詰むレベルのローン返済だけが残ります。
なら、家を買わないでやり過ごした方が得策です。
働き続けていれば、税金問題も何とかなる可能性は高いです。
収入が下がって家賃も下がる可能性が高い
先ほどの章にも関係することですが、働き手の税金が増えたら収入は減るでしょう。
そうなったら、家賃を下げないと不動産経営が破たんするので適正価格まで家賃を下げないといけなくなります。
不動産経営者は阿鼻叫喚でしょうが、借り手には悪い話ではありません。
理由は「そのうち家賃が下がるから」です。
不動産を持っている人が美味しい思いが出来るのは「働き手がせっせと、高い家賃を毎月支払ってくれる間だけ」です。
賃金が下がったら、家賃を下げないと借りてくれる人は居なくなるので、不動産経営の旨みはどんどん減っていくことでしょう。
十中八九、物件を借りてもらうために不動産所有者がガンガン働きかけることになるでしょう。
間違いなく、”不労所得”ではなく”馬車馬のごとく働くオーナー”にならざるを得ないです。
「頼むからこの家を買ってください!!!」と土下座ですがりつく光景が見えるのは時間の問題です。
”持たざる人”が猛威を振るう時代は、もうそこまで来ています。
なので、家を買わないほうが幸せに過ごせます。
【注意点】家の管理や掃除が好きな人は家を買っても幸せになれます
これは私のケースです。
家の掃除中にポックリと天寿を全うしたいと考える程度に、家の管理や掃除が好きです。
そのため、家を持ちたいと考えています。
経済的合理性というよりも個人の趣味嗜好を優先した考え方です👇。
ちなみにお金を使わない生活のおかげでローンを組んでも返せる目途は立っており、家を買う予定を立てることができています。
私生活で削れる出費はゴリゴリと削っていく事が貯金を増やすためには必要です。
「家を買うのか、借りるのか問題」は経済的な損得を議論するテーマです。
お金が足りていれば、ぶっちゃけどっちでも良いんです。
「経済的に~」とか「資産になるから~」みたいな理屈じゃないんです。
「持ちたいから持つ予定」で良いんです。
お金を余らせる「買わない生活」なら、「持ちたいから持つ予定」に至ることは十分可能ですから( ´∀` )。
本記事は以上です。
最後にポイントをまとめます。
家を買わない人は幸せな理由5つ
- 大金を一瞬で失うイベントを回避できる
- 「高齢者は部屋を貸してもらいにくい」ままだと不動産経営が難しくなる
- 不動産価格は下がり、買ってもメリットが無い
- 税金が上がる可能性がある
- 収入が下がって家賃も下がる可能性が高い
*家を持ちたい理由がある人はもちろん買っても良いです
今日はこの辺で。