30歳を過ぎて、ようやく”余計な執着”を手放すことができた会社員です。
余計な執着とは”自分のアイデンティティに固執すること”です。
成功者を除いて、私をはじめとする一般人は自分のアイデンティティに執着すべきではありません。
執着したアイデンティティは「人の迷惑になる危険思考」「人様からウザがられるこだわり」である可能性が高いからです。
なので、私は”自分のアイデンティティ”を断捨離しました。
つまり、これまでの私を形成してきた物、過去、考え方を捨てたり、正したりしました。
捨てた結果、幸せに人生を生きられるようになりました。
本記事は、私がどのように執着を手放したかをお話しします。
特に苦しい思いをしないで執着を手放すコツについても触れますので、ぜひ最後までご覧になってくださいね<(_ _)>。
では、まいりましょう。
”自分を壊す余計な執着”を手放す方法【物、過去、考え方】
以下の方法で執着を手放すことができました。
- 自分を全否定する(執着を手放す下準備)
- 実際に物を捨てる(実行)
- 過去・考え方の変化を書き出す
- 手放したことを身近な他人に話す(清算)
ひとつずつ深めていきましょう。
自分を全否定する(執着を手放す下準備)
これまでの過去が今の自分を形成しています。
私は”自分を形成してきたもの”が憎くてしょうがなかったので、全否定しました。
「全否定はヤバくない?」って感じるでしょうが、これが功を奏しました。
物を捨てたり、過去や考えを正す作業が苦しくなかったからです。
(というより、自己否定の作業が苦しかったです。普通に泣けます。)
また、”断捨離後の自分”に満足できました。
「執着を手放したい」って思っている人は”自分のアイデンティティ”を不純物、不正解だと考えましょう。
全否定してこそ、はじめて納得して前へ進めます。
苦しいのは、この工程だけです。
実際に物を捨てる(実行)
”不純物”を取り除く工程です。
実際に物を捨てることで
- 視界から消すこと
- いずれ記憶から消える
が期待できます。
実際に捨てた物を振り返ると、無くても困りませんでしたし嫌なイメージも湧かなくなったので良かったです。
参考までに私は
- バスケットボール
- バッシュ
- ロードバイク
を捨てました。
(バスケと自転車は、10代~20代後半まで一生懸命打ち込んできたことです)
心から納得して捨てたので、買い直すことも無いでしょう。
寂しさも感じません。
悔いのない断捨離でした。
過去・考え方の変化を書き出す
”不正解”を正す工程です。
不正解の横に修正版を書き出しましょう👇。
過去・・・こうだったではなく「こうであるべきだった」
考え方・・・今の考え方ではなく「これから持つべき考え方」
ここで注意点です。
この作業が苦しい人、やってて涙が出てくる人は自己否定が足りません。
前の章に戻って、焦らず丁寧に自己否定をしましょう。
急ぐ必要はありません。ゆっくりで平気です。
手順を間違えなければ、水遊び後のようなスカッとした気持ちになれますよ( ´∀` )。
手放したことを身近な他人に話す(清算)
これは脳内を整理すること、「私は変わった」ことを周囲に知らせることが目的です。
言ってしまえば”過去の清算”です。
執着を手放すと、何もかも180度変わることが多くびっくりする人も多いと思いますが、”変化後の自分を”身近な人にお話ししましょう。
始めは驚かれ、引かれるかもしれませんがいずれ受け入れてもらえます。
人生の”不正解”や”不純物”を無くした人との交流はシンプルに有益だからです。
もしも”変化後のあなた”を見て離れていくなら、”前進したあなたについていけていない人”なので深追いは無用です。
ですので、結果的に皆が幸せになれますよ( ´∀` )。
【体験談】執着を手放せる人は強いです
これは
「物、過去、考え方は今の自分を構成しているアイデンティティ。手放すなんてもってのほか!!」
と考えている身近な人と私を比べて思ったことです。
比較した結果を簡単にまとめると以下の通りです。
- 先入観なく人の話が聞ける VS 聞けない
- 言動に余裕がある VS ない
- 貯金がある VS ない
淡々と描きましたが、結構エグイ内容ですね・・・。
(もちろん、前者が私です)
要するに執着を手放すと社会を生きやすくなります。
助けてくれる人がいたり、お金がある人は人生の強者です。
現代社会において「執着を手放せた人は強い」のは間違いないです。
とはいえ、
「いやいや、成功者は初志貫徹しているよ。”狂気じみた執着”があったから成功したんじゃないの?」
って意見もあると思いますが、それは”成功者になったから美談になっただけ”です。
もしも彼らが成功しなかったら・・・「人生詰んじゃった痛い奴」です。
(成功者の裏には無数の屍があるものです・・・)
ぜひ、本記事のやり方を学んで 納得して執着を手放しましょう。
”自分を壊す執着”は不正解かつ不純物ですからね( ´∀` )。
【体験談】大切な物、過去、考え方を手放しても落ち込まなかった!
これは私の体験談です。
前述の通り、私は10代をバスケットボールに捧げましたし、20代は自転車レースにも出場するくらいロードバイクにハマっていました。
ボールや自転車を思い出と共に手放す前、寂しい気持ちになったり落ち込んだりしないかと不安になりました。
でも、大丈夫でした。
理由は以下の通りです。
- 生きていることに感謝できるようになった
- 勉強が捗るようになった
- 人間関係が良好になった
ひとつずつ深めていきましょう。
生きていることに感謝できるようになった
執着を手放すと、生きていることに感謝できるようになりました。
手放したことで視野が広がり、世の中が見渡せるようになったからです。
私は平和な地域に住んでいますが、ネットなどで某戦争国の情報や凄惨な事件のニュースを目にします。
そんな情報が身体にスッと入ってきてしまうので、”なんて私は恵まれているんだろう!平和に生きている事って感謝すべきことじゃん!”といつも思います( ´∀` )。
ネットや職場などで嫌でも色んな人の情報が入ってくる限り、”生きていることに感謝する感覚”は変わらないでしょう。
勉強が捗るようになった
執着を手放すと、勉強が捗ります。
精神的な荷物や物を実際に手放すと、場所・脳・時間に余裕が生まれ、新しい事を受け入れやすかったからです。
私の感覚ですが、「何でも信じちゃう無垢な子供みたいな状態」で知識を吸収できます。
大人になると自分の考えで凝り固まって、新しい知識を吸収しにくくなるのが普通です。
なので、周囲の大人より1回の学習で覚えられることが多くなりました。
(今大学とか受験したら結構いい所までいけそうな気がします(笑))
人間関係が良好になった
執着を手放したおかげで人の話が”先入観無しで”聞けるようになりました。
先入観無しで話を聞けると、相手の話題への質問が生まれて会話がはずみます。
会話が弾むことが増えましたので、人間関係は良好になりました。
余計な執着が心にあったりすると、相手の言う事を遮ったり、否定したりしまいがちです。
(人間関係の崩壊って、そういうことがきっかけで始まります)
なので、余計な執着は手放しておいた方が良いと思います。
会社員でも学生でもフリーランスでも、何らかの組織とは必ず関わりますからね( ´∀` )。
本記事は以上です。
最後にポイントをまとめます。
”自分を壊す余計な執着”を手放す方法
- 自分を全否定する(執着を手放す下準備)
- 実際に物を捨てる(実行)
- 過去・考え方の変化を書き出す
- 手放したことを身近な他人に話す(清算)
- 執着を手放した人は社会を生きやすくなる!
- 自分にとって大切なものを手放しても、案外大丈夫。むしろメリットすらある。
今日はこの辺で。