
過去に職場と職務が合わなくて、上司に「環境を変えたいです」と直接意見し、社内公募制度に応募したことがあります。
(結果的に、環境は変わりました。参考記事は一番下です)
ネットでは「環境を変えることは逃げだ!」という声が多いですが、私はそうではないと考えます。
逃げたくなる環境に身を置くこと自体が問題だと考えるからです。
本記事は
「現状がつらい・・・環境を変えたいけど周りから“逃げ”って言われないかな・・・」
とモヤモヤしている人向けの内容です。
現在、逃げたくなるような環境の人はぜひ最後まで読んでくださいね。
では、まいりましょう。
環境を変えることは逃げではない理由5つ【実践者が語る】
理由は以下の5つです。
- 逃げたくなる環境はやる気が出ない
- 逃げたくなる環境はパフォーマンスが悪くなる
- 逃げたくなる環境は病気になる
- たいていの人は逃げた経験がある【最重要】
- 自分の最大の理解者は“自分自身”
ひとつずつ深めていきましょう。
逃げたくなる環境はやる気が出ない
やる気が出ない環境は変えるべきです。
やる気は態度や成果に嫌でも反映されるので、環境と性格がマッチしないなら自分にも社会にも損失しかもたらしません。
やる気が出ない、性格が合っていない環境は変えるべきでしょう。
参考書籍👇
逃げたくなる環境はパフォーマンスが悪くなる
パフォーマンスが出せない環境は変えるべきです。
クリスティアーノ・ロナウドに野球をさせたら、間違いなく彼本来のパフォーマンスは出ません。
ロナウドはサッカーをすべきです。
それはあなた自身にも言えることで、実力を発揮すべき環境が必ずあります。
逃げたくなる環境=パフォーマンスが出ない環境
と捉えて、自分を責めずに生きていきましょう。
それは”逃げ”ではなく、方向転換です。
逃げたくなる環境は病気になる
逃げたくなる環境に長く留まった場合を考えましょう。
十中八九、病気になります。
(適応障害⇒うつ病⇒内臓疾患 がよくある流れです)
参考書籍👇
歯を食いしばって耐えて、苦難の末に栄冠をつかむ・・・みたいなサクセスストーリーは現実世界じゃほぼ起こりません。
普通に病気になって、組織から戦力外通告を受けるだけです。
なので、逃げたくなる環境なら変えて良いです。
これは”逃げ”ではなく、「君子危うきに近寄らず」というやつです。
たいていの人は逃げた経験がある【最重要】
偉そうに「それは逃げだよ」っていう人を一回疑ってみましょう。
多かれ少なかれ、何かから逃げているはずです。
(勉強、苦手な人、嫌いな食べ物・・・あげたらキリがないです)
自分のことを棚に上げて人様に物申しても、言葉に重みは出ませんね(笑)。
なので、聴く価値は無いです。
親、きょうだい、配偶者、親友・・・みんなどこかしらで、何かから逃げてます。
世間的にもまったく恥ずかしくないので、逃げたくなる環境は変えてよいです。
私だって志望校を下げたことも、職種だって変えていますし、気楽にやっちゃいましょう( ´∀` )。
逃げたくなる環境を変えたくなるって、「お腹が減ったからご飯が食べたくなる」のと同じくらい自然な感情です。
参考書籍👇
自分の最大の理解者は“自分自身”
「私はあなたのことを誰よりもわかっている」
よく聞く言葉ですが、信用してはいけません。
(私は絶対に言わない言葉です)
なぜなら、自分の最大の理解者は“自分自身”だからです。
(考えてみたら当然のことだと思いますが、周囲から”冷血人間!!”と叩かれます(笑))
「私はあなたのことを誰よりもわかっている」
って言う人は、物事の本質がわからない人です。
少なくとも、私とは理解し合えないでしょう。
あなたのことは、あなたが一番理解していますので、誰になんと言われようが身を置く環境は自分で決めましょう。
とはいえ、自分に自信が無い人もいらっしゃるでしょう。
(過去の私がそうでした)
経験談ですが、「今の自分が嫌いな人」は自分で自分を生まれ変わらせることができます。
自分の内面を変えたい人は、ぜひ参考記事をご覧になってください<(_ _)>。
【社会の闇】「環境を変えることは逃げ」って言葉がのさばる理由
「環境を変えることは逃げ」
この言葉、基本的に上の立場の人間が言いたがります。
- 人を奴隷化しやすい
- ラクに自分を大きく見せることができる
からです。
会社を例にして、人を雇う側の目線で考えると、理解しやすいです。
経営者は基本的に“自分にとって都合の良い労働者”が欲しいです。
- 賃金が安くても文句を言わない
- 劣悪な環境でも文句を言わない
だったら最高です。
「できるだけお金を支払わずに済む」「労働環境を整えないで済む」からです。
いわゆる搾取ですね。
更に、「環境を変えることは逃げ」と偉そうに言うことで「経営者の方が労働者より偉い」という認識を植え付けてきます。
こんな感じで、低賃金で文句を言わない労働者に“教育”していくわけです。
*上司と部下、先輩と後輩でも理屈は一緒です。
「環境を変えたい?おいおい。それは逃げだよ」って言葉は大変便利で、使い勝手が良いです。
しかし、
- 人を奴隷化する
- 自分を大きく見せる
ために言うことが大半で、あなたのことを1mmも考えていないので無視して良いです。
だって環境を買えることは“逃げ”ではないし、人間はみんな平等ですから。
冒頭で申し上げた通り、私は社内ジョブチェンジをしました。
(この行動を、“逃げ”と批判してくる人間もいましたが、すべて無視し決行しました👇)
今日はこの辺で。