
ファイナンシャルプランナー2級と3級(以下FP)の本を隅々まで熟読し、勉強した内容を活かして1000万円以上貯金することができました👇。
一応資格は持っていますが、取らなくても貯金は達成できたと確信しています。
そのため、「無理してFPの資格は取る必要はなさそう。勉強だけでも良いんじゃないかな??」という考えを持つに至りました。
本記事は
「将来が不安だから、お金の勉強はすべきだと思う!」
「FPの勉強って役立つのか、勉強した人の意見を知りたいな( ´∀` )」
って考える人向けに書いています。
家計改善に真剣に取り組んでいる&取り組む予定の人のお役に立てれば嬉しいです。
冒頭の繰り返しになりますが、FPは勉強だけで良いです。
理由は
資格を取得しても収入UPには繋がりにい
になります。
(実際に使ったのはこの1冊です👇できれば2級も読むとよいと思います。)
冒頭の繰り返しになりますが、これらの本👆の内容は節約や貯金・資産形成に非常に役立ったと思っています。
そう感じた理由を、自身の経験をもとにお話しします。
では、まいりましょう。
ファイナンシャルプランナー資格は「勉強だけ」で良い理由4つ
以下、ファイナンシャルプランナー資格は「勉強だけ」で良いと思う理由4つです。
- 普通の会社員はFPの資格を十分に活かせない
- ファイナンシャルプランナー稼業は儲からない
- お金の知識は「家計に反映させてこそ」価値がある
- 資格無しでも貯金が1000万円以上できた
ひとつずつ深めていきましょう。
普通の会社員はFPの資格を十分に活かせない
会社員や就活生、転職中の人がFPの資格をアピールして、収入がポンポン上がるケースはまれでしょう・・・。
営業、経理、事務職、エンジニア・・・世間には色んな職種がありますが、FP資格を活かせるのはFP関連業務だけです。
(昇格・昇給の条件にFP資格を含む会社は少ないでしょうし、少なくとも私は聞いたことはありません)
是非ご自身の職種と照らし合わせて、資格保有に踏み切るか考えましょう。
もし取っても意味がなさそうなら、試験勉強時間と試験料の無駄になるでしょう。
ちなみに私は電気設計エンジニアです。
自身の業務範囲を考えた結果、FP資格を取らない事を選択しています。
(そのかわり、IoTシステム技術検定(中級)、QC検定2級、自主保全士、フォークリフト免許、G検定、第2種電気工事士など保有しています)
FP関連業務に従事する人以外はFP試験は受けず、勉強だけにとどめておきましょうね( ´∀` )。
後述しますが、勉強した内容を家計に反映することが最優先事項です。
ファイナンシャルプランナー稼業は儲からない
これは知り合いの若手FPさんに相談した際に聞いたことです。
「FPはならないほうが良いです・・・」としみじみと言っていたのが印象的でした。
(無論、FPになって良かった!とおっしゃる人も少数ながらいるようですが)
FPも立派な商売です。
単に人様の家計相談に乗るだけでは儲からないので、多くの人は企業に属して顧問料をいただいたり、金融商品を買ってもらってマージンを受け取るなりしないと収入は安定しません。
要するに、フリーランスみたいとのこと。
の手順を踏み、業界内で自分の権威性を十分に作り上げたら独立への道が見える・・・が王道パターンだそうです。
要するに個人能力・業界での評判がモノを言います。
実力・評判があれば年収を上げられるし、ダメな人はいつまでも年収が上がらない世界です。
FPの資格を取ったからといって、誰でも必ずしも儲かる訳ではないようです。
FP界隈では、みんなが資格ホルダーなのは当然ですからね( ´∀` )。
*👇以下のデータでは、「FPとして10年以上頑張れば年収1000万円もありえる」そうです👇
(かなり大量のデータですので、時間のある人は見てください)
「FPにならないほうが良いですよ(*´Д`)」って現役FPさんが言っている以上、会社員がわざわざ資格を取る必要もないよねって理屈です。
お金の知識は「家計に反映させてこそ」価値がある
FPとしてガンガンのし上がる予定の人以外は、お金の知識はを家計に反映させないと意味がありません。
FPの知識は家計を改善し、お金を余らせたり増やすために使えます。
そのため、本を読んだ日に、家計改善に乗り出した方が生産的です。
個人的には保険の仕組みや保険料の知識が特に参考になりました。
普通に生活してきた人にとって、保険の仕組みってブラックボックスだからです。
(少なくとも、学校では詳しく習いませんよね( ´∀` ))
「保険」ってシステムが、どんな形で契約され、どのようにお金が使われるのか、キチンと知っておくことは大切です。
新社会人の頃、営業マンに言われるがままに保険に入る人も大勢いたので、保険の仕組みの理解&取捨選択はマジで重要です。
保険や保険料の部分だけでも、しっかり読む価値があったと思います。
(ぜひFPの本で学びましょう)
車、傷害、ガン、火災、地震・・・世の中には色んな民間保険があります( ´∀` )。
20代の若者にとって(これから貯金しようと考えている人はなおさらですが)、民間保険の多くは必要ではないです。
家も持ってない人が大半でしょうし、独身の人も多いでしょうし、保険をかけてまで守るものが無いからです。
FPの本を手に入れたら、最初は国民健康保険や国民年金保険・厚生年金保険から学びましょう。
この領域は会社員なら絶対関係ありますので、マニアックになっても絶対に損はありません。
保険や保険料の仕組みさえわかれば、あとはご自身とその家族の都合に合わせれば良いだけですので、取捨選択はグンとやりやすくなりますよ( ´∀` )。
(本来、FPの知識ってそうやって使うものです)
FPの資格試験を受けない、読むだけと割り切るなら試験対策用の本を買う必要はありません。
家計改善が目的なら、試験対策は無駄だからです。
買うにしても、FP試験の教科書で十分です👇。
とはいえ、家計に関してFPさんに相談したいと考えている人もいらっしゃることでしょう。
↓参考記事の4パターンに当てはまらないなら、相談は有意義になると思います。
興味のある人はぜひ ご覧になってくださいね( ´∀` )。
資格無しでも貯金が1000万円以上できた
個人的に、これが一番強い根拠です(笑)。
私自身の実体験だからです( ´∀` )。
今でこそ1000万円以上貯金することができましたが、20歳くらいの頃は知識も貯金もゼロでした。
大昔、お金の勉強をしたことが無かった私が、家計改善する目的でひたすら動いた結果、FPの資格本で一気に網羅的に学ぶことが選択肢にあがりました。
そして、大学の図書館にあったFP2級の本を読んでいきました(3級は置いてなかったです)。
将来への危機感を持ちつつ、かなり意欲的に読んだので内容の飲み込みは早かったように思います。
(わからない言葉は一生懸命ググって理解しようとしていました)
その甲斐あって、家計へ良い影響が出たのも早かったです。
前述の通り、保険に詳しくなったので、自信を持って削れる支出が多くなり、固定費を最小化できました。
(これは、FP資格を取得前の話です)
私は資格を取らなくても貯金額って形で結果は出ましたので、FP資格を取る必要はないと思います。
最後に、コレなら取っておいても良いんじゃないかな?って資格についてお話しします。
会社員目線ですので、参考になるかと思います。
【会社員目線】FPよりも、簿記の資格がおススメ
どうせ取るなら、FPより簿記がおススメです。
簿記は「会社内で使う数字が理解できますよ~。会話できるだけの素養がありますよ~。」って能力を証明してくれる資格だからです。
2級まで取れたら社会的にグッドです。
会社員にせよ、独立するにせよ、お金の話が出来る人、お金を扱う業務ができる人はすご~く貴重です。
会社は利益追求の集団なので、お金の話の出来る人(つまり経営層レベルの話についていけそうな人材)と見なされるからです。
上司から目にかけてもらえる確率が上がりますので、どんな職種であれ簿記2級はおススメです。
(さらに、簿記資格を保有した経理担当者は少なく、職に困る可能性は低いです)
私は電気設計エンジニアですので、よほどのことが無い限り、簿記資格が必要になることはないでしょう。
なので、今後もFP資格はもちろん、簿記も取らないと思います。
(取るにしても、相当優先順位は低いです)
FPに限らず、資格は星の数ほどありますので、自分にとって有意義な資格を取りたいですね( ´∀` )。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
最後にポイントをまとめます。
- FPは勉強する価値はある!
- 普通の会社員はFPの資格を活かすことは難しい
- FP本でお金のことを網羅的に勉強したら、すぐに家計改善に乗り出そう!
- FP資格が無くても1000万円以上貯金は可能!!
- 資格を取るならFPよりも簿記2級がおススメ!
今日はこの辺で。