
貯金に適したライフスタイルで快適に過ごしつつ、毎月65000円くらいの生活費で生きています。
本記事で紹介する家計簿の付け方を実践し、社会人5年目で1000万円貯金しました。
この記事に来てくれた人は家計簿を上手につけてお金をしっかり管理して貯金したい!って考えている人とお見受けします。
以下、誰でも取り入れることができますので、じっくりとご覧になってください。
では、まいりましょう。
1000万円貯金できた家計簿のつけ方を解説【少し特殊です】
結論
- 予定支出を決める
- 家計簿には予定支出と実際の支出を書く
特殊な点として、収入は書かないです。
結構変わってますよね。
皆さんが想像している家計簿の付け方と少し違うかもしれませんが、理由はちゃんとあります。
次の章以降で詳しく深めていきましょう。
【確認】従来の家計簿のつけ方は、会社でいうところの「経理」と一緒です
本題の前にまず、よくある家計簿の考え方を確認します。
従来の家計簿のイメージって「収入に対して支出がどんな感じか?」です。
このイメージ、いったん忘れましょう。
なぜなら貯金するにあたって、収入に対して支出がどんな感じかをはっきりさせる意味が無いからです。
収入と出費をしっかり書くのはどのご家庭も自営業がほとんどだった頃の名残だと予想されます( ´∀` )。
「収入に対して支出がどんな感じか?」は会社でいうところの経理と全く一緒です。
経理業務の目的は、お金の使い方で どこに問題があるかを洗い出したり、支払う税金の計算を正確に行なうためなので、節約や貯金目的の家計簿とは違いますよね( ´∀` )。
一方、一般的な家計簿の目的は給料を余らせることです。
節約や貯金が目的で家計簿をつけるなら収入に対して支出が小さいのは当たり前です。
そして、家計簿をつける目的は支払う税金を正確に把握するためでもないはずです。
なので、予定支出と実際の支出のみ注目します。
では、次に予定支出についてお話しします。
貯金できる家計簿の要「予定支出の決め方」を解説
以下、予定支出の決め方になります。
- 固定費(家賃、スマホ通信費、保険料など書き出す)を決める
- 食費、電気代、ガス代、水道代、医療費、日用品、ガソリン代(車に乗る人は)、の目安を決める
これらはリスト化してしまえば作業自体はお終いですが、項目決定後は支出削減に動きましょう。
「〇〇 安くする」などでググりまくり、身の回りの節約家に節約テクを聞いてみましょう。
ひたすら探求しましょうね( ´∀` )。
貯金は固定費以外の予定支出額(つまり変動費)を守れるかどうかで決まります。
毎月ごとに無理のない目標かどうかを評価し、予定支出額を最適化していきましょう。
(毎月末に、自分の胸に手を当てて「この出費で無理はないかな?まだいけるかな??」と自問自答しましょう)
こればかりはすぐに出来ることではなく、数か月かけての完成を目指しましょう。
色々と考えた結果、私は服や本があまり必要ないことがわかりました(図書館とかありますしね)。
削ってみてわかりましたが、これら2つは家計を圧迫していましたので、削って良かったと心から思います。
*私は多くの失敗を繰り返した結果、5カ月で最適な予定支出額をつかみました
大学生なら大学生なりの、会社員なら会社員なりの最適解が必ずあります。
最適解は自分で探すしかないので頑張って探してみてください。
探し当てた後は、一気に生活は楽になりますよ( ´∀` )。
家計簿に「実際の支出だけ」書いたメリット2つ
以下、家計簿に「実際の支出だけ」書いたメリット2つになります。
- 目標が見やすかった
- 自分の生活が反省しやすかった
ひとつずつ深めていきましょう。
目標が見やすかった
目標が見やすいと、達成もしやすいです。
書き込んだ情報が1種類だけですので、「何にいくら使ったのか」だけが見えるからです。
(お金レコ アプリならなおさらです)
本来、支出の最適化の実現が家計簿の目標のはずです。
10年以上このスタイルで家計簿記入をしているからこそ言えますが、いくら稼いだかの情報(1カ月の収入)なんて、ノイズです。
目標を達成するためには、目標は見やすいに越したことはありません。
自分の生活が反省しやすかった
実際の支出だけ長~く眺めていると、色んなことを考えるようになります。
(眺める対象がたくさんあると、深く思いを馳せることは難しいです)
「この出費、意味あるのかな?」
「この出費、今の自分にちゃんとつながっているのかな?」
「生活スタイルを少し変えたら、この出費はしないで済むんだよな・・・。」
こんな感じで自分のことを深く丁寧に一生懸命反省できるので、改善したら自分に直接跳ね返ってきます。
反省がしやすいなら、家計の健全化も簡単になりますよ( ´∀` )。
【貯金できなかった失敗談】家計簿に収入を書いたデメリット3つ
以下、家計簿に収入を書かなくなった理由です。
家計簿に収入を書いたら、以下の3つをデメリットとして体験しました。
- 自分より高収入な人と自分を比べて、収入が低いと凹む
- 収入が多くなったら、その分使ってしまった
- 作業が増える
重要な事なのでひとつずつ深めましょう。
自分より高収入な人と自分を比べて、収入が低いと凹む
収入を家計簿に書いていると、潜在意識に収入額が刷り込まれます。
潜在意識に刷り込まれてしまうと、それが重要だと脳が勘違いします。
その結果、世間の高収入な人と自分の収入を無意識に比べるようになってしまいます。
そうなると、高収入な人を羨むようになり自分が惨めに感じます。
高収入なんてほぼ無限に出てくるので、上を見たらキリがありません。
なので、自分が凹む可能性も無限にあります。
家計簿は自分事ですので、人と比べる理由はありません。
無駄に落ち込むだけなので、家計簿に収入を書くのは辞めましょう。
収入が多くなったらその分使ってしまった
恥ずかしい経験をお話しします。
過去に収入額と出費を見て、大きくお金が余っている月がありました。
その時私の心に浮かんだのは「これだけお金が余っているなら少しくらい使っても良いのでは・・・?」でした。
当時の私は誘惑に勝てず、使ってしまいました。
皆様は、私の落ちた落とし穴に落ちないでください。
この出来事以降、家計簿に収入を書くことを辞めました。
収入の情報が目に入らなければ、出費との差は目に見えず、よこしまな考えが浮かばないからです。
割と効果的ですよ( ´∀` )。
作業が増える
家計簿に収入を書く作業は、少しですが余計な手間です。
なので家計簿に収入を書くのを辞めました。
個人的な感覚ですが、面倒くさいは行動を辞める立派な理由だと思います。
そこを否定しちゃうと、頭が硬い人間になっちゃいそうですからね( ´∀` )。
以後、家計簿を眺めていても自分が使った額しか目に入らないので、収入を気にすることも減り、家計管理が簡単になりました。
そのおかげで家計簿に計画性を持ち込むゆとりが出ました。
その結果、予定支出額を設けるに至っています。
以降、予定と実際を比べるだけになりました。
ちなみに私は家計簿アプリのお金レコを使っています。
スマホ版がとても便利です。
本記事は以上です。
最後に重要ポイントをもう一回確認します。
- 予定支出を決める
- 家計簿には支出のみ書く
- 苦しいかもしれないが、最適な予定出費額は自分で見つけよう
本記事のやり方をこれまでしていなかった人はチャンスです。
違う方法なら違う結果につながりやすいからです。
ぜひ自分にとっての最適解を見つけていただいて、貯金を成功させてくださいね( ´∀` )。
今日はこの辺で。