諸般の理由でテレビを断捨離し、それ以降テレビ無し生活を10年以上継続している会社員です。
世間でよく見るミニマリストさんと同様、私もテレビを持っていません。
今でこそ、テレビを持たない生活は市民権を得つつありますが、昔は違いました。
周囲と足並みを揃えることが、素晴らしい大人だと信じ込まれた時代だったからです。
本記事を通じて、そんな時代の変遷も感じ取っていただけると嬉しいです。
今回は20歳の時にテレビを断捨離した体験談をお話しします。
ちょっと固い言い回しですが、要するに「テレビ無しで生活してみた。なんだ、思った以上に生活必需品じゃないじゃん!」ってわかった記事です。
では、まいりましょう。
10年以上テレビを持たない生活をしてわかったメリット5つ
テレビを所有しないメリットは以下の5つです。
- 購入、維持管理、処分費用を考えなくてよい
- 所有物が減り、室内にスペースが生まれる
- 家族との会話が増えた
- 「余計な」交友が減った
- 不要な情報の根絶
ひとつずつ深めていきましょう。
購入費、維持・管理費、処分費を考えなくてよい
要するにテレビが原因でお金が減らないということです。
テレビの値段はピンキリですが、購入から処分までの面倒を考えると一定額以上の支出は避けられないでしょう。
(サイズの大きいテレビほど、お金がかかる傾向があります)
お気に入りのアイテムにお金と手間をかけるならいざ知らず、「世間では生活必需品と言われているらしい」程度の認識でメンテナンスしたり、処分したりするのは面倒なうえ時間もそこそこ取られます。
現代における不毛な時間の最たる例かもしれません。
(私はソファの処分でこりました。4000円もかかった上に3時間もかかったからです。正直嫌になりました。)
所有物が減り、室内にスペースが生まれる
テレビを取り払うと、確実にスペースが生まれます。
「え?こんなに場所取ってたっけ?」と驚くほどに、です。
部屋にスペースが生まれると色々と活動しやすいですし、広がった空間はなんとなく気分も良いものです。
テレビを取り払って観葉植物を置いた知り合いがいましたが、素晴らしい選択だと感じました。
観葉植物はシンプルに癒しアイテムだからです。
空いたスペースを有効に利用した好例だと思います。
(実際に観葉植物は心身ともに好影響をもたらすそうです)
かくいう私もアボカドを栽培してます( ´∀` )。
家族との会話が増えた
これ、結構バカにできないくらいのメリットだと思います。
自分以外の誰かと健全に共同生活を営むなら、密な会話が欠かせないからです。
会話が多い方が余計なトラブルも少なくなりますし、何より仲良くなれます。
私は夫婦2人暮らしですが、お子様や祖父母様とお住いの人たちも同様です。
何気ない会話でも、お互いが快適に過ごすためのヒントが見つかったりするものです。
「~は辞めて欲しい」「~が好き」といった情報は、当人同士が会話をしないと生まれないからです。
(テレビでもそうなることはありますが、多くの場合は番組に関する感想で終わります)
家族たるもの仲良くありたい!って考える人はテレビを処分するのも一案です。
クレヨンしんちゃんの漫画でテレビが壊れた日の夕食の話がありましたが、意外と野原一家が楽しそうだったので案外悪くないかもな~と思ったのを覚えています。
国民的アニメですから、説得力が違いますね( ´∀` )。
「余計な」交友が減った
私が小中学生の頃、生徒が休み時間にする話題は昨夜のテレビ番組でした。
談笑の輪を眺めていると、明らかに楽しそうじゃない人もいました。
その人に話を聞くと、話題についていけないからテレビを見ているのだそう。
話題についていくためにテレビを見る、なんかビジネスマンみたいなことを言う人だな~と思いました。
(「時代についていくために月刊プレジデントを読む」みたいな響きに聞こえたからです)
TVよりゲームのほうが楽しくない??と言ったら、翌日から彼はゲーマーになってました(笑)。
この経験から、テレビが楽しくない人は無理して見ることはないな~と確信できました。
当時の私はバスケばかりしていたので、当然周りの話題についていけず、テレビ番組で談笑した記憶がほとんどありません。
そして、バスケばかりの男に親しみを感じてくれる人だけが私の周りに残りました。
そんな友人は、今後も大切にしたいものです。
テレビを見なかったことで、「余計な」交友が減るってこういうことです。
*テレビが楽しい人は見たほうが良いです。楽しくない人は自分の好きな行動をとりましょう。
不要な情報の根絶
まず、テレビを見ていない人が大損した!って現象に一度も出会ったことがなかったです。
テレビ以外の情報源が台頭してきた影響もあるのでしょうが、テレビではお得情報は拾えないってことです。
やはり得を取りたいなら、自分で最新の情報に進んでリーチして、かみ砕いて行動するしかないです。
具体的には図書館で本を読んだり、ネットで情報収集したり、年配者さんから聞いた内容を確かめたりしました。
テレビを見ないから、十分に時間はありました( ´∀` )。
そのメンタルで、情報を取捨選択しつつ節約を突き詰めた結果、住宅コストを徹底カットする生活に行き着きました( ´∀` )。
仮想通貨も株式投資もそんな感じで出会いました。
なので、私にとってテレビ不要です。
話は変わりますが、TVのCMって結構面白いですよね。
YouTubeでも、何百万回も再生されているCM動画は結構たくさんあります。
そのくらい、コンテンツとして完成されています。
また、CM中に商品を買わせるテクニックが絶妙に織り交ぜられています。
なので、見ないようにしています。
参考記事:無駄遣いを辞めたい人は「広告」を学ぶべき
【再確認】テレビがなくても普通に生きられます
大昔、雑誌で「生活必需品」について取り上げているページがありました。
そこにはテレビが生活必需品と書かれていたのを覚えています(大学生になる前に、何気なく読んでいました)。
大学生の時に一人暮らしを始めたのですが、当時は貧乏過ぎてテレビは買えなかったです。
理由が理由だけに惨めさを感じましたし、「生活必需品が無いなんて、私の生活はどうなっちゃうんだろう・・・?」って思いましたが、数日で要らぬ心配だと確信できました。
テレビが無くても普通に生きられたからです。
この時私の脳裏に「テレビ不要論」が爆誕しました。
恥ずかしながら、実際にテレビ無しで生活をしてみないとわからなかったです( ´∀` )。
令和の現在、生きていく上でテレビは必需品ではありません。
*無論、ネットが完備されていなかった時代は、テレビが最速の情報取得手段だったことは理解しています
今のご時世、テレビ以外にも情報発信源はたくさんあるので、自分の生活に合ったものと付き合えたら最高ですね( ´∀` )。
個人的に「困っている人の問題を解決したい」って熱量に溢れている情報媒体はブログだと思っています。
なので、今後もブログの執筆を頑張ります( ´∀` )。
こんな感じなら、当面の間はテレビは持たなくても良さそうですね( ´∀` )。
今日はこの辺で。