無駄遣いをやめたい人が疑うべき”社会でよく聞く言葉”を斬る

 

無駄遣いをやめたい人が疑うべき”社会でよく聞く言葉”を斬る

以下、要するに”お金は使っといた方が良い”って内容です。

もしかしたら将来的にお金が不足するかもしれない可能性を無視した、無責任極まりない文言が多いです。

無駄遣いしたくない、無駄遣いを辞めるきっかけが欲しい人はぜひご覧になってくださいね( ´∀｀ )。

ひとつずつ深めていきましょう。

 

買わない後悔より買う後悔

この言葉は、身銭を切って買った人間には”買った経験が残る”というのが理屈です。

「高級車を買った人間にしか、高級車を所有した経験が残る」ってことで、その経験がプライスレスってことです。

 

ぶっちゃけ、高額な買い物をした経験って何も残りません。

「あ～、ついに買っちゃった～♬」って具合に、最初の1週間くらいは気分が高揚しますが、無残に減った貯金残高や、場合によってはローン返済って形で現実に引き戻されます。

このアップダウンな感情は、高額なお買い物をした後にもれなくついてくる心情の変化です。

（逆に自分でお金を稼いだ経験や、問題を解決した経験は人生を彩ると思います）

残念ですが、値段の高い安いに限らず、買い物そのものに経験値もクソもありません。

値段に対しちょっと緊張するか、そうでないかだけです。

 

こんな感じで一般的な会社員にとっては、むしろ買ってしまった後悔の方が、ぶっちぎりで多いですよ。

経験が残るって言うのは、残酷に減った貯金残高（要は現実です）から目を逸らし、後悔している自分を正当化して自己を保っているに過ぎないことを理解しましょうね( ´∀｀ )。

 

人間は脳を持っている唯一の動物です。

たとえ後悔しそうな買い物をしてしまっても、後で納得できそうな理屈を取ってくっつけるのが、人間の本質であり弱さです。

この言葉に踊らされてはいけません。

 

ひとりの大人として経済を回す

社会人駆け出しの若手さんが言いがちな言葉です。

彼らの言う通り、たしかにお金を使う人が居なくなったらお店はつぶれてしまうでしょう。

しかし、新型コロナウイルスで外出自粛ムードの最中であっても、全員がお金を使わないなんてことはなく、誰かが必ずお金を使ってくれます。

読者様や私がちょっと貯めこんだくらいじゃ、社会は何の問題もありませんので”経済を回す”なんて大袈裟なことは辞めておきましょう。

残るべきビジネスは、ちゃんと残ってくれます。

 

個人的な感想ですが、独力で日経平均を上下させたり、会社を丸ごと買い取ることが出来るくらいの財力があってこそ、「経済を回す」ができるんじゃないでしょうか？

いっぱしの会社員レベルの収入では、個人商店一件も救うこともできないでしょう。

自分たちの稼ぎを過信せず、

「お金がたくさんある人に、無理のない範囲で使ってもらう。私たちは貯金しとこう( ´∀｀ )」

のスタンスで十二分だと思います。

多くの大人は、経済なんて回せませんよ（笑）。

 

社会人ならこれくらい（ブランド品）は持っておかないと・・・

これもつい最近まで学校に通っていて、社会に出ていっぱしのお給料を貰うようになった、どこか前のめりな若手さんが言いがちなセリフです。

彼らはなけなしのお給料（月に20万円くらいを想定してます）を使って手に入れたアイテムを家宝のように見せびらかし、「良い大人なら、持ってないと恥ずかしいよ～？？」と煽ってきます。

あなたはボロボロのビリビリのアイテムを進んで選択する必要はありませんが、そこまで高額な物を選ぶ必要はありません。

ブランド品とか持っていなくても心配ご無用です。

ちゃんとしたものは適正な値段で買えますよ( ´∀｀ )。

 

個人的な感想ですが、ブランド品を所有するより問題を解決した経験値の方が、よほど満足度は高いですよ( ´∀｀ )。

 

家を持って一人前

これは住宅メーカーが作った言葉と言われています。

（個人的には、このキャッチフレーズを考えた人は天才だと思います。）

つまり、一般的な会社員に自分のキャパ以上のお買い物を、ローンを組んでもらうための文言です。

なんの備えもなく住宅ローンを組んでしまうと、経済的に困窮する可能性が高くなるので気を付けましょうね( ´∀｀ )。

 

かくいう私はいずれ家を持ちたいを考えています。

その考えも踏まえて、私見を発信しています👇。

 

現在の私は貯金1000万円以上の資産に加え、貯金も継続して増やしています。

貯金額と金融資産を先に作っておいて家を買う戦略は、合理的に感じたからです。

（お金持ちの多くは先に資産を作ってからローンを組むそうです。一般人はその逆パターンが多いですね( ´∀｀ )）

 

私が住宅購入に伴い いずれローンを組んだ際、ローン返済のダメージを減らすために金融資産の配当金に助けてもらう算段になっています。

「家を持って一人前」とは全く思いませんが、家を買うなら戦略を持って買うべきだと思います。

何と言っても、高額ですからね・・・（笑）。

 

借金は男の甲斐性

家や車をローンで買った人がよく言っていた言葉です。

この言葉の良い所（？）は額のデカすぎる買い物をした自分を正当化できることです。

甲斐性って言葉を使うことにより「借金する決心をして、実際に買い物をした私はカッコいい！！」と正当化できます。

（実際は借金背負ったタダの人間に他なりませんが）

 

でも、彼らを責めてはいけません。

正当化しないと借金の額の大きさに押しつぶされてしまいそうになるわけですから、正当化させてあげましょう（笑）。

指摘しないのも、大人としてのやさしさです。

 

また、これは集団心理を利用しています。

「赤信号　みんなで渡れば怖くない」と考え方は同じで、「あっちのお宅はローン組んで家建てるみたいよ～。お宅は？？」って感じで、人生ぶっ壊れるレベルの借金を「みんなで仲良く」背負わせようとしてきます。

そもそも、借金している時点で自分の支払い能力をオーバーしていますので、普通は借金を伴った買い物に後悔します。

でも、周りを見渡せば意外と借金持ちは多くいて、当事者同士は仲が良さそうな印象を受けます。

言葉を選ばず言うと、傷のなめ合いってやつです。

 

ここで問います。

あなたは自分の借金を正当化したいですか？

借金持ち同士傷のなめ合いがしたいですか？

私はどっちも嫌です。

 

前述の通り、家を買う時でも正当化や傷のなめ合いに発展するレベルの借金はしない予定です。

 

売り切れ御免！今だけセール品！

「セール品」

つまり、売れ残りです。

多くの人に見向きもされない程度の魅力しかないものを、最後の手段として値下げをしているのです。

たまたまあなたが欲しい物にマッチングしていたら大変ラッキーですが、そんなラッキーはそうそうないでしょう( ´∀｀ )。

（経験則ですが、よほどニッチな領域でないと、この現象は起こらないです）

 

みんなが欲しがる良いものって、いつも品切れであるのが普通です。

普通に考えて、安売りなんてされるわけがありません。

（唯一外注するスーパー美味い餃子は、いつも品切れです👇。）

お金は墓場までは持っていけない

これもよく聞きますね。

「死んだらお金を使えないんだから、生きているうちに使っておかないともったいない！ダイウィズゼロって本も出てるし！」

というのが理屈です。

 

すご～く本の内容をまとめると、死ぬまでにお金を使うペースを考えつつ生きていくと幸せなんじゃないのか？？ってことです。

私は、自分の死を見つめつつ、お金を使うペースを考えるって、お金に人生を縛られまくっていると考えます。

子供みたいに、お金の心配をせず、好きなことや楽しいことに没頭したいからです。

「自分のしたいことに没頭して楽しんで、ポックリ・・・」の方がよほど人生を自由に楽しんでいると思います。

＊幸せの形は人それぞれです。ダイウィズゼロの解釈はあくまで個人的な意見です。内容は理解しています。

 

「お金は墓場までは持っていけない」って言葉に釈然としない、モヤっとする人は、

以後、「お金は墓場までは持っていけない」は「お金を余らせて人生を終えても全く問題なし。お金には困らなかったってことなのだから( ´∀｀ )」と捉えましょう。

 

貯金するために、「逆に知っておくべきお金に関する言葉」3つ

以下、貯金1000万円を達成したうえで「知っておくべき、深～く理解しておくべき言葉だな～( ´∀｀ )」と思った言葉です。

ひとつずつ深めていきましょう。

 

お金をかけても稼げるとは限らない

副業に興味がある人向けです。

ひと昔前みたいに、借金してまで多額の軍資金を用意しなくてもお金を稼ぐことが可能になりました。

ネットの普及、ネット上で完結するWEBサービスが多く出てきたことが理由です。

ブロガー、ユーチューバーが代表例です。

（そして、ネット副業は詐欺行為をはたらく輩も多いです）

 

経験則ですが、お金をかけなくてもブログでお金は儲けられます（当ブログは年間で15000円くらいかかっています）。

＊当ブログの収益は、ネット上でよく見かける「月収～十万円♪」みたいな胡散臭く浮ついた額ではないです。

現実的な額ですが、収益は発生していますので、その経緯を参考記事に載せました。

（ちなみにお金をかけるよりも勉強したり、記事作成のために時間を作る方が100倍大切です）

 

買い物で解消できるストレスは一瞬のみ

ストレス解消を買い物でしても、なんの解決にもなりません。

「衝動買い」って言葉もあるくらいですから、心理的にスッとするのは衝動的、つまり一瞬です。

買った後に冷静になって、「あれ？よく考えたら要らなくない？」とか「もっと手ごろな値段のものがあったじゃん・・・」みたいな感じで後悔します。

流れをまとめますと、

となります。

結末がわかっているわけですから、買い物でストレス解消は辞めた方が良いと思います。

 

個人的なイチ押しのストレス解消方法は散歩です。

面倒だな～と思った人は、参考記事もご覧になってくださいね( ´∀｀ )。

（普段、身体を良く動かす人は図書館で本を借りて読むのがおススメです）

健康的だしお金もかからないので、貯金生活と相性が良いです。

 

使わなきゃ、お金は減らない

小学生でもわかる理屈です。

足し算引き算ができれば十分に理解できます( ´∀｀ )。

使わなきゃ、減らない

シンプルゆえに、真理です。

 

でも何故か、大人は「投資」って言葉を曲解して、お金を使って回収を試みて、失敗に終わります。

• 自分磨きと称したエステ通い
• 自己啓発書を爆買い
• ブランド物のスーツや革靴を購入

 

会社員として働いて、生活水準を学生レベルに維持できれば、普通に貯まります。

読者の皆様は、「投資」って言葉を捻じ曲げて捉えず、「使わなきゃお金は減らないし貯まる」をストレートに捉えて貯金生活を突っ走ってくださいね( ´∀｀ )。

本質は、シンプルで力強いですよ( ´∀｀ )。

 

本記事は以上です。

最後にポイントをまとめます。

 

以下の言葉はスルーしてオッケーです。

 

逆に以下の言葉はしっかりと理解する価値があると思います。

 

今日はこの辺で。