
自分なりの人生を形成するためのマインドやモチベーションを、先人の名言から得ています。
(そのため、色んな本を乱読しました。)
特に、ミニマリスト的な考え方は私の人生を大いに助けてくれています。
その甲斐あって、19歳から自分なりの人生を生きています。
本記事は、人生の指針が欲しい人向けの名言を24個ピックアップし、私の考え方にどのように影響を受けたかをお話しします。
世界中の有識者の名言を読んでいただき、皆様の人生設計に役立てばうれしいです。
では、まいりましょう。
【ミニマリスト的な考え】人生形成に役立った名言24選
「持ち物が少ないと私の悩み事も小さくなります。
そして私が何でも多く持っている時のほうが、不足している時よりも私に嘆きが多くなると言うことは神様もご存知です。」
アヴィラの聖テレジア
「マイナスを小さくする」って発想に影響を受けました。
「役に立たないモノから自由になりたい。
私は不必要な物に対する強迫観念に囚われている。
私の精神衛生の邪魔をするモノすべてを私は乱雑と呼ぶ。昼前にゴミ箱に捨てられていない朝刊、そこら辺に置きっぱなしのカーディガン、ナイフ入れに混入しているスプーン、本棚に上下逆さまに入っている一冊。それぞれが在るべき場所に、そしてもちろん私も在るべき居場所に、何も、誰も邪魔しに来ないように」
パスカル・スヴラン 祭りの翌日より
「物を真剣に選別しないといけないな」と気を引き締めました。
「家具の多い部屋は、部屋としての特徴に乏しい。
一室が呈するシンプルな調和は、私たちの現在の認識により表されるものよりも、より多くの作用を私たちの感性にもたらしてくれる」
ロベール・アンリ
「ハイセンスな部屋作り」のヒントな気がします。
「シンプルな生活、それがたとえすべてを取り除いた無一物の状態であったとしても貧困とは呼ばない。
それは洗練を極めるための土台となるものである」
ウィリアム・モリス
「土台」って言葉の概念を思い直しました。
”無い状態でも土台になる”って、私にとって真新しい考え方でした。
「人を満腹にさせるのは食べ物の量ではなく、貪欲さの欠如である」
グルジェフ
どんな状態でも目標を持って、貪欲さは少しでも持っていたいと思いました。
「でも、外に立つ世界とは別に、きみの中にも一つの世界がある。
きみは自分の内部の広大な薄明の世界を想像してみることができる。
きみの意識は二つの世界の境界のうえにいる」
池澤直樹 スティル・ライフより
この本を読んで以降、目を閉じて自分の内部に意識を向ける時間を取ることにしました。
「学びて時にこれを習ふ、亦説ばしからずや。
朋有り遠方より来る、亦楽しからずや。
人知らずして恨みず、亦君子からずや。」
孔子 論語より
この文章で「勉強して魅力的になって、良好な人間関係」を望むようになりました。
「シンプルとは決して生易しいことではない。
それはまるで月の光が日本の寺のある一点を、徐々に光の力を弱めながら照らすようなもの。
私たちはひとつの円形に思いを集中させ、それが私たちの意識の中のシャープな一点にまで小さくなっていくまで集中し続ける、そういうようなものだ。」
オノ・ヨーコ
これこそ「想像の仕方」な気がしました。
人間の一番の宝は僅かなモノで満足して生きることだ。
なぜならば少ないということは絶対に足りなくなることがないからである」
セネカ
これこそ発想の転換ですね。
共感できる文章で、死ぬまで持っていたい考え方です。
「シンプルな好みというものはそれが食べ物、着るもの、住まいであれ、自立心と安心感の源になる。
生活をシンプルにすればするほど将来に安心を得られるだろう。
様々な状況の浮き沈みに惑わされにくくなるからだ」
チャールズ・ワグナー
自分の中で曖昧な言葉だった”安定”に具体性が帯びました。
「両親はきっと、あらゆる物を取っておきたかったのだろう。
若いころ、長い亡命生活の果てに、多くの物を失わざるを得なかった両親。
もう何かを手放すことも捨てることもできなくなっていったのだろう。
その身に開いた穴を埋めようとやっきになっていたのだ」
リディア・フレム 親の家を片付けながらより
つい物を溜め込んでしまう年配層にイラついていた時期もありましたが、この文章をきっかけに理解できるようになりました。
私は過酷な生活をしていなかったからこそ、年配層の生活背景を理解することは大切でした。
「がらんとした家、 すべてが少なく、極めて質素、使用され消えていくために選ばれたモノ、モノはほんの少し、ただそれぞれが何もない空間にその居場所を得ている」
ワーナー・ランバーシー
何気なく、考え無しにポンと置いた位置が「置かれるべき場所」なのかもしれないな・・・と思いました。
肩の力を抜いて、物の置き場所を決めることができるようになりました。
「狭い部屋あるいは小さな家は精神を正しい道に導く。広い部屋や家は逸脱の原因になる」
レオナルド・ダ・ヴィンチ
求道者であるうちは、狭い部屋で良いかなと思った文章でした。
「金銭と過剰なモノ、これらは悪魔の使者である。これらのモノと協調していくことは有害なことである。他にあなたに関連しているすべてのモノ同様にこれらを放棄しなさい」
ミラレバ
放棄とまではいかなくとも、こだわり過ぎるのは良くないなと考えるようになりました。
お金が無いと詰むので、5000万円程度は持っていても良いかな~と目安を得ました。
「合理的な生活システムへの第一歩は少しばかり単純化することではないかと私は思います」
エレノア・ルーズベルト
生活に根付いた息の長いシステムは、大体シンプルなものに落ち着いていることに気づかせてもらえました。
「何かモノを所有したいという強迫観念は時に人を盲目にし、モノの真価を見えなくする。
強迫観念が無い場合は、モノを発見し、それが持つ深淵な意味合いを味わうためにより多くの時間とエネルギーをそれに注ぐことができる。
私は自分の持ち物で屋根裏部屋を満杯にしたいとは思わない。むしろ様々なモノを探ることを可能にする軽快さというものが欲しい。
この軽快さというものは、靴が一杯詰った戸棚やなめし皮で装丁されたシェークスピア全集が決して与えてくれないものだから」
リンダ・コナー
購入を検討する際、必ず目を通す文章です。
「欲しいものを入手することは豊かさのしるしです。
でもそれがなくても済むというのは能力の成せるわざです」
ジョージ・マクドナルド
買わない生活を送る私にとってピッタリな文章でした。
この人とは気が合いそうです(笑)。
「節約するために創造することは、華やかさを焚きつける燃料である」
ラルフ・ワルド・エマーソン
現代のDIYブームに通じるものがありますね( ´∀` )。
「本物ではない、役立たずで無意味なものすべてを少しずつ削ぎ落し、ミケランジェロのダビデ像のように、自分に残された人生をはっとするほど美しくすることがシンプルな生活を形成していくことなのです」
ヴィッキー・ロビン、ジョー・ドミンゲス
全裸でもビシッと決まるマッチョになれるかは疑問ですが(笑)、肉体面の目標を得ることができました。
「自由なひととは、ディナーの招待を言い訳することなく断れる人である」
ジュール・ルナール
実践すると多少友達は減りましたが、たしかに”縛られている感覚”とは無縁になりました。
「幸せな生涯を送るために必要なモノはほんの僅かであることを常に覚えていてください」
マルクス・アウレリウス
試しに書き出したら少なかったので、人生の不安が減ったのを覚えています。
書き出すって大切です。
私の中でぼんやりとですが、幸せの定義が形成されました。
「私は常に自分のワードローブを点検し寄付できるものをリストアップしています。
それが本であれ、服であれ、靴であれ、自分が持っていて使用していないものがあると罪悪感を覚えます。
家に客をディナーに招待することよりも一度に一人だけ招くことの方が好きなので、食卓を使うことも滅多にありません。私は電子レンジも使いません」
トワネット・リッペ
「不要な物は循環させ、使うべき人の手に渡るべき」って考えに至りました。
「人々が商品を製造すればするほど捨てる包装材は増える。
すると運搬しなくてはならないゴミの量も増える。もし保健衛生サービスが適切な処置を施さなければ、この伸び続ける豊かさの代償はより深刻な汚染問題だ。豊かさが増せば増すほど汚染も増すのだ」
ジョン・ケネス・ガルブレイス
いわゆるSDGs。
「私は自分のいろいろな冒険、味わった恐怖、私にとってとても大きな問題と感じられた小さな恐怖について何度も繰り返し考えます。
なぜなら私にはどうしても到達し、手に入れなければならない死活にかかわるものがあったからです。
でも実際に重要なものはたったひとつだけでした。
それは太陽が昇りこの世をその光で満たしていく、素晴らしい光景を見るために生きていくことです」
フィリップ・ハーンデン
安全に生きて、気持ちよく明日を迎えることを朝一番に考えるようになりました。
ここまで読んでいただきありがとうございます<(_ _)>。
こんな感じで、有識者の名言からは学ぶことが多かったです。
もし興味がありましたら、ぜひ他の記事も読んでみてくださいね<(_ _)>。
今日はこの辺で。