会社員生活4年半で貯金1000万円を達成した現役会社員です。
本記事は「私、今日から貯金頑張るわ~」って言って、まず最初に食費を削ろうとする人向けに書いています。
残念ながら、そのアプローチは有効ではありません。
食生活が粗末になり、乱れていき、貯金生活が続けられなくなるからです。
むしろ、貯金を成功させるには食生活を整えることが重要です。
その理由について、私の失敗談も含めてお話しします。
では、まいりましょう。
貯金したい会社員は食生活を整えるべき3つの理由
食生活を整えるべき理由は以下の3つです。
- 健康を左右する
- 精神面に影響する
- 工夫次第で食事のクオリティを爆上げさせることができる
ひとつずつ深めていきましょう。
健康を左右する
人の身体は食べたものでできています。
食べたもので体内の環境が決まると言っても過言ではありません。
会社内で、毎年の健康診断で暗くなっちゃう人っていますよね。
キチンと食生活を管理している人と、そうでない人の差は歴然です。
食習慣は体型はもちろんですが、健康診断のスコアにもあらわれます。
金銭的に余裕が出来ても、健康でないと人生を楽しめません。
なので、食生活を整えるべきです。
精神面に影響する
会社とかで「あ~!何かうまいもん食いたい~!!」って言う人いませんか?
美味しいものを食べたい欲は、人間の欲望ランキングの上位に食い込んできますよね。
そのくらい、食べ物は精神面に影響します。
つまり、人は美味しいものに癒される現実があります。
自宅で美味しい料理を用意でき、食べられることは精神を安定させる上で超重要です。
栄養バランスが良くて美味しいものを毎日食べることは、間違いなく精神的にプラスです。
工夫次第で食事のクオリティを爆上げさせることができる
スーパーで買ってくる食材の美味しさを引き出すテクニックはお金をかけずに身につけられます。
YouTubeとかでたくさん学習できます。
「(調理したい食材) 処理」 と検索したら、かなりの情報にリーチできますよ。
時間のない人は2倍速で観て、学習しましょう。
鶏むね肉の処理方法を学んで以降、パサパサのむね肉を食べる機会が無くなりました。
「あまり美味しくないな・・・」がどんどん無くなっていくのは喜ばしいことです。
後述しますが、魚、肉、卵、野菜の処理方法は、時間をかけて学ぶべきです。
上手に処理できると味も美味しくなりますし、楽しいです。
なので、楽しく生活する力と貯金する力が両方UPしますよ。
食費を削る貯金は「節約難易度がウルトラハード」
この現象は、学生時代の友人や会社の同期によく見られました(後述しますが、私も一回あります)。
なぜか皆、食費から削り始めます。
粗末な食生活 ⇒ ストレス溜まる ⇒ 爆発 ⇒ 貯金生活中断
となる事例を、たくさん見てきました。
(少なくとも最初の一言が「よし、家賃の低い物件を探そうか!」って人はいませんでした)
食費を削る節約は難易度ウルトラハードです。
レベル1でラスボスに挑むようなものです。
ほぼ成功する人がいない領域に挑戦し、案の定失敗し、「うまくいかなかった・・・」と凹む。
文字に起こすとバカバカしく見えますが、マジでこういう人多いです。
難しいことをやるのは誰だって大変です。
もっと簡単に成果を出せるところから始めましょう。
取り組むべきは固定費削減(特に家賃)です。
貯金したい20代会社員が食生活に関してどのくらいの優先度で学ぶべきか
貯金したい人は、以下の順番で学習すべきです。
食材の扱い方 > 低い家賃の物件調査 > 投資や節約、税金などのお金の勉強
「え?お金の優先度低くね?」って思いますよね( ´∀` )。
はい。いい大人なんですから、食材の扱い方を学んでくださいね( ´∀` )。
最初は技術の取得に時間もかかるでしょうし、うまくこなせないでしょう。
しかし、人はいつか慣れますし、慣れたら効率的に動けるようになります。
食材ロスも減り、2万円くらいで毎日ルンルンになれますよ。
そうなったら「自炊してるのに時間余る人」という最強貯金体質が出来上がります。
【失敗談】食生活の重要性を軽視し、お金の勉強を最初にやった結果ww
私は大学生の頃、お金に困りたくない一心で、まずはじめにお金に関する本を乱読しました。
確かにお金に関して詳しくなりましたが、実生活がラクになることはありませんでした。
お金を稼いだ人、ある程度の額を持っている人に有効な知識が多かったからです。
そして、先ほど申し上げた
粗末な食生活 ⇒ ストレス溜まる ⇒ 爆発 ⇒ 貯金生活中断
の黄金パターンを経験し、挫折しました。
その後、ひょんなことから料理を覚えて今に至ります。
その結果、
食材の扱い方 > 低い家賃の物件調査 > 投資や節約、税金などのお金の勉強
を実感し、優先度の書き換えをしました。
なので、食材の処理方法を先に学んだほうが効率的に貯金生活を送れますよ。
急がば回れです。
自炊しない人は「自分自身が向上する機会」を失います
会社員の中には料理しない人もいらっしゃいますよね。
料理できる人は、残念ながら少数派です。
だから、ある程度できるようになった時の嬉しさはひとしおです。
自炊する習慣をつけて、自己成長の機会を失わないようにしましょう。
成長って薄っぺらい言葉は大嫌いですが、自炊スキルは自分に直接跳ね返ってくるスキルなので、身に着けておいて損はないです。
機会損失って言葉は日常生活にも存在します。
お惣菜や外食ばかりだと、自分の体質や体調に合った食事コントロールが難しくなります。
出来ることはせいぜい、「食べないで捨てる」くらいでしょうか。
ちょっともったいないですね。
(栄養価の高い弁当を配達するサービスもありますが、たいてい料金が高いです)
自炊は時間がもったいないって意見も聞きますが、それは「お金で時間を買った方が良いレベルで稼いでいる人」に当てはまる話です。
20代会社員の大半は、そこまで稼いでいないでしょうから超絶優秀なビジネスマンの真似は辞めましょう。
一般ピーポーが真似したら、シンプルにお金が減るだけです。
自炊レベルを上げましょう。
貯め上手はお料理上手です。
食生活を整えるスキルを身に着けると、食費が減ります
これは面白い現象でした。
自炊してるんだし、外食よりは安くなるだろうな~とは思っていましたが、食費削って節約する友人とほぼ同じでした。
ちなみに、ひと月の食費が2万円くらいです。
この生活に、ふるさと納税の返礼品や株主優待(オリックス【8591】)のギフトカタログが乗っかります。
なかなか恵まれた状況だと思います。
自炊するスキルが上がると、知らず知らずのうちに作業が効率的になります。
楽しんでいるけど、時間も費用はそんなにかからない状態になったら、健康な体と貯金体質は目の前です( ´∀` )。
まとめ
食生活を整えることで健康&精神が整い、貯金体質になれる!
食生活を整えるために、ぜひ食べ物の取り扱いを上手くなってください。
そうすれば、満足度の高い人生を過ごしつつ節約できますよ( ´∀` )。
ここまで読んでくれたあなたは、貯金したい気持ちがとても強いとお見受けします。
若いうちに貯金する意味についても、ぜひ知っておいてください。
貯金した20代とそうでない20代の格差につながります。
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今日はこの辺で。