必要最低限の物で生活しており、買わない生活歴は10年以上になります。
買わない生活に邁進していく中で、「買わない生活」にまつわる色々な言葉に出会いました。
- ミニマリズム
- シンプルライフ
- 小さな暮らし
等
特に、最近話題の「小さな暮らし」と「買わない生活」は凄く似ていると感じています。
簡単に言うと、「小さな暮らし」を突き詰めていった先に「買わない生活」があります。
この結論に至った理由を、買わない生活を送っている人としてお話しします。
また、小さな暮らしの実践方法、メリット、デメリットについての体験談も触れていきますので、ぜひ最後までご覧になってくださいね<(_ _)>。
では、まいりましょう。
「小さな暮らし」を突き詰めた先に「買わない生活」がある話
小さな暮らし。すなわち「必要十分なサイズの家・車・家具」に囲まれた暮らしの先に「買わない生活」が存在します。
理由としては
- 小さな家は持てる物の量が制限される
- 小さい物は手入れがラク&かさばらない
- 小さい車や家は価格が低い傾向がある
- 小さな暮らしは物欲が湧きにくい
があります。
ひとつずつ深めていきましょう。
小さな家は持てる物の量が制限される
小さな家には「強制力」があります。
「買いたくても買えない」強制力です。
小さな家には大きい物を収納する場所が無く、買う気も無くなるからです。
(一般的に大きいものほど値段は高いです)
ただし、心地よい持ち物の量は人それぞれなので、必要十分な家のサイズもバラバラです。
2LDKで十分って人もいれば、4LDKじゃないと無理って人もいるでしょう。
ぜひ人生で1度は極限まで物を減らし、必要な物を足していく作業を丁寧にやってみることをおススメします。
このプロセスによって、「自分にとっての必要十分な量」を知ることができますよ( ´∀` )。
小さい物は手入れがラク&かさばらない
大小2つの物を比較してみるとわかりやすいです。
- 大きな皿
- 小さな皿
購入資金や掃除する時間、収納場所を考えてみると、大きい方が何かと面倒です。
つまり、大きい物はあなたの人生のリソースを奪います。
逆に、小さい物は人生に与えるダメージは最小限です。
(収納に必要な面積・体積も最小限)
今、自分の持っている物でサイズダウンしてみるのも良いと思います。
小さい物の方が手入れもラクで、かさばりませんしね( ´∀` )。
私は目覚まし時計をサイズダウンしています👇。
小さい車や家は価格が低い傾向がある
一般論ですが、小さい物の方が大きい物よりも価格が低い傾向があります。
例をあげますとダンプカーより軽自動車、3階建てより平屋の方が安いです。
人生で長~く使うものが安上がりなら、人生は確実にラクになります。
これは、そこまで深めません。
小さな暮らしは物欲が湧きにくい
これは私の感想です。
小さな暮らしは「完成されたライフスタイルのひとつ」だと思います。
住んでいる地域に馴染み、近隣の住民さんとも調和できる人生の形だと思います。
新しく何かを足すことも、減らすこともありません。
ゴッホの画に加筆せず、そのまま眺めて楽しむのと感覚は似ています。
完成系ゆえに生活に満足感が出ますので、物欲なんて湧かないです(体験談)。
以上が、「小さな暮らし」を追求した先に「買わない生活」がある理由を体験談をもとにお話ししました。
図らずして、私は「小さな暮らし」も体験していたことになりますね(笑)。
以下、体験者として小さな暮らしの実現方法・メリット・デメリットをお話しします。
小さな暮らしの実現方法
実現方法は簡単です。
「必要十分なサイズの家・車・家具を揃える」です👇。
- コンパクトな建売住居を購入する
- 賃貸なら、立地が良い&狭い部屋を契約する
- 中古の軽自動車(レンタル、カーシェアリングも可)or自転車を購入する
- (家族がいる人は)家に置く物を相談し、入手する
これらを実行すれば小さな暮らしの準備は完了です。
(実行を完了するまでが大変です。小さな家と小さい車って基本的に高いですから・・・)
あとは目標に向かって突っ走りましょう。
家や車の費用・デザイン等は人それぞれですので、個人の目標をもとに考えてみましょう。
貯金、精神的な安定獲得、新しいチャレンジを頑張る 等、色々な目標があるかと思います。
私は「歯列矯正費用100万円を貯める」が最初の目標でした。
目標達成のために、まずは生活を整えました。
いったん生活を整えた後は、お金を使わないように気を付けるだけでした👇。
以上が小さな暮らしの実現方法でした。
次に小さな暮らしのメリット・デメリットについてお話しします。
小さな暮らしのメリット2つ
小さな暮らしのメリットを2つお話しします。
人生をラクに生きていく上で無視できないものだと思いますので、ぜひ読み進めてくださいね<(_ _)>。
- お金に困りにくい
- 私生活で消耗しにくい
ひとつずつ深めていきましょう。
参考書籍👇
お金に困りにくい
小さな暮らしは(”普通の暮らし”に比べて)獲得のためのお金が少なくて済みます。
また、維持するためのお金も少ないです。
つまり、「一時的に出ていくお金と、毎月出ていくお金が少ないため、お金に困りにくくなる」というわけです。
今のご時世、収入はコントロールできませんが「何にいくら使うのか」はコントロールできます。
買うもの、買わないものをキチンと分けることは非常に大切です。
値段の高い物から検討していくと効率良く分別作業が進みますよ( ´∀` )👇。
私は家、車、本など色々と考えました。
私生活で消耗しにくい
「私生活で消耗」は
- お金が足りるかどうか、将来が心配になる
- 自分の思い描いた生活と現実のギャップに苦しむ
なケースが多いです。
小さな暮らしを追求することで「お金は何とかなりそう」な状況に至りやすくなるので、自分の思い描いた生活も実現しやすいです。
今、金銭的に苦しかったり理想と現実のギャップに苦しんでいる人は、小さな生活を目指すことが打開策になるかもしれません。
少なくとも、私には有効でした👇。
【注意点】小さな暮らしのデメリット3つ
小さな暮らしにも注意点はあります。
デメリットと言ってもいいかもしれません。
以下の3点を認識しましょう。
- 大きな物が好きな人、物の管理が好きな人はストレスフル
- 家族が増えたら対応しにくい
- 理解者は少ない
ひとつずつ深めていきましょう。
大きな物が好きな人、物の管理が得意な人はストレスフル
人の好み、得意・不得意はバラバラです。
なので、小さな暮らしを根本的に受け付けない人も当然 存在します。
大きな物が好きだったり、物の管理が得意な人は小さな暮らしはフィットしないでしょう。
小さな暮らしに救われる人もいれば、ただのストレス発生源にしかならない人もいる。
この事実は認識しておくべきです。
家族が増えたら対応しにくい
20代、30代になってくると結婚して子供ができる人もいらっしゃいますね( ´∀` )。
「結婚する」「出産する」ということは家族が増えます。
家族が増えたら現在の住居を整える必要があるでしょう。
この当然のプロセスを「面倒」と感じる人にとってはデメリットになります。
今住んでいる住居が賃貸物件なら引っ越せばOKですが、持ち家になったら増築が必要でしょう。
引っ越しにせよ、持ち家の増築等にせよ、面倒であることに変わりはありません。
※「家族構成が変化したら、生活スタイルを整えればいいじゃん♪」って楽しめる人は気にしなくても大丈夫です。
理解者は少ない
小さな暮らしの追及には覚悟が必要です。
個人単独で(あるいは家族で)完遂するべきです。
理由は「小さな暮らし」は理解されにくいライフスタイルだからです。
小さな暮らしはミニマリズムとも通じる点が多く、「宗教じみている」と毛嫌いする人も一定数います。
(私も理由なく、結構な人数から嫌われています(笑))
デカい家を買ったりすることが幸せの象徴だと考える人はまだまだ多い印象です。
小さな暮らしは、この考えの逆を行くことになります。
前時代的な考えの人とは一線を引き、自分の道へまい進する覚悟を持ちましょう。
理解されない(最悪嫌われる)ことが多いですからね( ´∀` )。
本記事は以上です。
最後にポイントをまとめます。
「小さな暮らし」を突き詰めた先に「買わない生活」がある話
- 小さな家は持てる物の量が制限される
- 小さい物は手入れがラク&かさばらない
- 小さい車や家は価格が低い傾向がある
- 小さな暮らしは物欲が湧きにくい
⇒小さな暮らしを突き詰めていくと買わない生活とほぼ同じ!
小さな暮らしの実現方法
- コンパクトな建売住居を購入する
- 賃貸なら、立地が良い&狭い部屋を契約する
- 中古の軽自動車(レンタル、カーシェアリングも可)or自転車を購入する
- (家族がいる人は)家に置く物を相談し、入手する
小さな暮らしのメリット(買わない生活とほぼ同じ)
- お金に困りにくい
- 私生活で消耗しにくい
小さな暮らしのデメリット
- 大きな物が好きな人、物の管理が好きな人はストレスフル
- 家族が増えたら対応しにくい(変化が楽しめる人はOK)
- 理解者は少なく、覚悟が要る(最悪嫌われます)
今日はこの辺で。