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プログラミングスクールは意味ない理由4つを電気設計エンジニアが語る

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Yoshiaki
こんにちは。私はYoshiakiと申します。

とあるメーカーで電気設計エンジニアとして働いています。

現役のエンジニアゆえ、未経験者から色んな質問を受けます。

(大抵、やる気のある学生さんです)

本記事を書くにあたりまして、

  • プログラミングスクールに通って後悔した人を多数知っている
  • 自身は完全独学でプログラミングを学び、現在エンジニアとして働いている

経験をもとにして私見申し上げます。

 

本記事は、

プログラミングが流行っているけど、1から学ぶにはプログラミングスクールに通った方が良いのかな?

ネットでもプログラミングスクールを推しているしな・・・

結局、プログラミングスクールって意味あるの?

って疑問に、ひとりの実務者としてお話ししたいと思います。

 

結論を先に言いますとプログラミングスクールは意味ないんじゃないかな・・・と思います。

というか、有効なケースがあまりないと言った方が適切な気がします。

以下、この結論に至った理由4つを説明します。

また、知り合いの話で発覚したプログラミングスクールの闇(というか現実)だったり、未経験でも社内でプログラミング業務を獲得した体験もお話ししますので、ぜひ最後までご覧になってくださいね<(_ _)>。

では、まいりましょう。

 

プログラミングスクールは意味ない理由4つを電気設計エンジニアが語る

以下、プログラミングスクールは意味ないなぁ~と思う理由4つです。

  1. スクールに支払う額がスキルに見合わない
  2. 自分でプロダクトを作る過程が一番身に付く(趣味、実務)
  3. 企業が欲しい人材になれるとは限らない
  4. スクール運営者の養分になってしまうかも

ひとつずつ深めていきましょう。

 

スクールに支払う額がスキルに見合わない

プログラミングスクールは多額のお金がかかります。

(ググってみる限り、数十万円~100万円オーバーが相場みたいです)

プログラミングスクールで教える内容は

  • 基礎的な部分~スクールが提示した課題成果物を自分で作る

が一般的なようです。

 

結局、企業が「こんなのがあったらいいな」ってニーズにプログラミング業務で応えることで力が付くので、プログラミングスクールが提示する課題で”即戦力な能力”がつくか疑わしいです。

企業が抱える「お金を支払ってでも何とかしてもらいたい問題」は面倒なことが多いですから、スクールに通うより困っている人や会社に頼み込んで問題に取り組ませてもらう方が良いですよ( ´∀` )。

(力が付くかわりに、大変だとも思います。)

 

厳しい言い方になりますが、プログラミングの基礎的な内容の本👇が理解できない人はエンジニアの適正があまりないと思います。

読めない本を読めるようになれないって、言い換えると自走できないってことですからね( ´∀` )。

自走できないなら、上司と仲良くして社内のデカいプロジェクトにねじ込んでもらって、残業を頑張る方がしコスパが良いと思います。

 

プログラミングスクールに数十万円~100オーバーを投じる価値があるのか、今一度考えてみましょうね( ´∀` )。

 

自分でプロダクトを作る過程が一番身に付く(趣味、実務)

これは私の体験談です。

大昔、私はカメラのオートフォーカス機能が許せず(カメラ操作が上手くなりたいにもかかわらず、カメラが勝手にピントを合わせたことにイライラしましたww)、マイコンをつないでコードを書いて解除したことがきっかけで、本格的にプログラミングを学んでみようと決心しました。

実際にプログラミングをして何か達成したことがある人は本で独学することも全然不可能ではないと思います。

たまたま私は「カメラのオートフォーカスを取り払いたい、ピントは私が決めたい」って目的があり、達成するためにプログラミングが必要だったので、自分でプロダクトを作る過程を経験出来ました。

 

プログラミングを使わないと実現できない&作りたいプロダクトって、探すのが難しいです。

ちなみに会社(特にメーカー)はプログラミングをしないと解決できない案件はたくさんありますので、あなたが会社員なら見つけるのはとても簡単です。

 

プログラミングを使わないと実現できない&作りたいプロダクトを探すことは、スクールに用意してもらうより会社で紹介してもらう方が現実的です。

 

企業が欲しい人材になれるとは限らない

プログラミングスクールを卒業しても、企業が欲しがる人材になれるかは微妙です。

素人に毛が生えた程度(実務経験がない)の人を即戦力として雇う可能性が低いからです。

 

普通、大学で一生懸命プログラミングを研究してきた人を新卒で採り中途採用なら実務でプログラミング業務をこなした人を採るからです。

スクール卒業生はどちらのパターンでもない以上、企業が求める人材とは言えないでしょう。

 

スクール運営者の養分になってしまうかも

運営者は受講者へプログラミングをカリキュラム通り消化してもらって受講料を一括orローンで払ってもらうことが目標です。

スクールといえど商売ですから、一番大切なのは売上です。

受講者のその後は知ったこっちゃないのは、覚えておきましょう。

(なかには就職あっせんまで面倒を見るスクールもあるようですが、ひどい就職先が多いとのこと)

 

前述の通り、スクールへの授業料は多額ですので無駄遣いとならないよう検討しましょう。

養分にならないためには、そもそも受講しないのが一番です。

 

【闇】素人をプログラミングスクールに送り込むビジネスモデルが一番儲かる

以下、プログラミングスクールのビジネススキームに魅せられた若者が私に話してくれた内容です。

人様から聞いたお話しなので、参考程度に捉えていただければと思います。

知り合いの話

Yoshiakiさん、プログラミングスクールって良いですよね!!

あ、自分が行くんじゃなくて「スクールを運営する」ってことですよ!!

初心者向けなら講師も実力者じゃなくても大丈夫みたいですし、受講者の受け皿になるブラック企業はたくさんあるし、数名の優秀な生き残りを広告塔にしちゃえば宣伝もバッチリ!

やっぱ結局、右も左もわからん奴をスクールに送り込むのが一番儲かるんすよねww

(一部文章を変えています)

 

うん。これが現実だと思います。

最近ではプログラミングで副業したりできるようになりましたが、技術で大儲けできるエンジニアはごく少数です。

プログラミングをガチガチに勉強したくないけど、お金はたくさん欲しいって人は、プログラミングスクールに初心者を送り込むスキームに行き着きます。

自分の時間も取られませんですし、バカを見るのはお金を支払った受講生だからです。

 

試しに「プログラミングスクール 〇〇」で検索かけて、上位のサイトにアクセスしましょう。

そして、プログラミングスクールの優位性を声高に発信しているサイトを見てください。

必ずアフィリエイトリンクが貼ってあるはずです。

(ちなみに仮想通貨も一緒です)

*Yoshiakiブログでは、プログラミングスクールのアフィリエイトリンクは貼っておりません

読者様は注意してくださいね( ´∀` )。

 

【体験談】入社4年目、28歳でプログラミング業務を獲得した話

私は技術系総合職として就職したので、プログラミング業務をしたければ自分で業務を見つけて上司に提案し、許可をもらう必要がありました。

以下の方法で入社後にプログラミング業務を獲得しました。

上司レベルにプログラミングができる(興味がある)ことを知ってもらう 仕事を振ってもらう

 

「なんだ、普通じゃん」と感じるかもしれませんが、会社員ならこの方法しかないでしょう。

社内で勝手なことをしちゃいけませんしね( ´∀` )。

上司に自分の魅力(プログラミングに造詣があること)を伝え、仕事を振ってもらうなら働きつつ実務経験も積めます。

社内でキャリアアップをするにせよ、転職をするにせよ、職場での業務経験が無いと話にならないのでオーソドックスに実務を獲得しましょうね( ´∀` )。

からめ手は不要です。

 

私は この時獲得したプログラミング業務がきっかけで、現在は電気設計エンジニアへなることができました。

 

それなりにきついですが、毎日楽しいです。

 

本記事では、プログラミングスクールは意味ないんじゃないかな・・・と思う理由をお話ししました。

もちろん、本当に最新技術が学べるスクールもあるでしょうし(その分値段も高いでしょうけど)プログラミングスクールそのものを全否定するつもりはありません。

(実際、最新鋭の技術をギュッとまとめて教えてくれる、お値段が高いコースもあるそうです。お金持ち用なんでしょうね( ´∀` ))

スクールの実態を知って、ご自身に必要かどうかを検討すればそれで正解だと思います。

 

本記事は以上です。

最後にポイントをまとめます。

  1. スクールに支払う額が得られるスキルに見合わないかも
  2. 自分で色々と悩み、プロダクトを作る過程が一番身に付くでしょう
  3. スクールを卒業しても、企業が欲しい人材になれるとは限らない
  4. スクール運営者の養分になってしまうかも(気を付けて!)
  5. 今の職場でプログラミング業務を探すことは可能!

 

今日はこの辺で。

 

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